第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)下期
問57 (機械 問15(a))

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)下期 問57(機械 問15(a)) (訂正依頼・報告はこちら)

定格電圧6600V、定格出力8MV・Aの三相同期発電機がある。この三相同期発電機において、界磁電流が200Aにおける無負荷端子電圧は6600Vであり、この界磁電流での三相短絡電流は800Aであった。この三相同期発電機について、次の問に答えよ。なお、この三相同期発電機の突極性は無視し、電機子巻線抵抗及び鉄損と機械損は十分小さく、計算上は無視できるものとする。

この三相同期発電機における一相分の同期インピーダンス[Ω]として、最も近いものを次のうちから一つ選べ。
  • 2.75
  • 4.76
  • 8.25
  • 19.1
  • 33

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この過去問の解説 (3件)

01

三相同期発電機の同期インピーダンスを求める計算問題です。

選択肢2. 4.76

1相分の同期インピーダンスは、相電圧と三相短絡電流から求められるので、

 

xs=(V/√3)/Is

=(6600/√3)/800

≒4.763[Ω]

 

となり、最も近い選択肢は4.76[Ω]となります。

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02

三相同期発電機における一相分の同期インピーダンスを求める問題です。

選択肢2. 4.76

無負荷端子電圧Vnは6600V、三相短絡電流ISは800Aより、

同期インピーダンスZS=(Vn/√3)/IS=6600/(800×√3)=4.76[Ω]

となります。

参考になった数2

03

同期発電機の同期インピーダンスと発電機出力を求める問題です。

選択肢1. 2.75

誤りです。

選択肢2. 4.76

正しいです。

 

無負荷端子電圧E0=6600/√3[V]、三相短絡電流Is=800Aとし、一相分の同期インピーダンス(リアクタンス)xs[Ω]は、

xs=E0/Is
=6600/√3/800

≒4.763

≒4.76[Ω]

選択肢3. 8.25

誤りです。

選択肢4. 19.1

誤りです。

選択肢5. 33

誤りです。

参考になった数0