1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午前 ロ 問28
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午前 ロ 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
間口15 m、奥行12 m、天井高さ2.5 mの事務室の天井にLED照明器具を設置する。机上面照度を750 lxとするために、光束法により算出される照明器具の台数として、正しいものはどれか。
ただし、LED照明器具1台の光束は7500 lm、照明率は0.9、保守率は0.8とする。
ただし、LED照明器具1台の光束は7500 lm、照明率は0.9、保守率は0.8とする。
- 10 台
- 18 台
- 20 台
- 25 台
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この過去問の解説 (3件)
01
器具の台数をもとめる場合
N = EA/FUM
でもとめます。
N:ランプ個数(器具台数)
E:照度(lx)
A:室面積(㎡)
F:器具1台当たりの光束(lm)
U:照明率
M:保守率
この問題では、7500lmの照明器具で750lxを得るには、何台必要かで考えます。
E = 750(必要照度)
A = 180(室面積 間口15×奥行12)
F = 7500(1台当たりの光束)
U = 0.9(照明率)
M = 0.8(保守率)
N = 750×180/(7500×0.9×0.8)
= 135000/5400
= 25
よって、必要な器具台数は 25台 になります。
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02
照明率とは、光源からの光束のうち、どれほどが作業面に到達するかを示す割合のことです。
また保守率とは、照明設置後に時間経過により低下する明るさを計算するための比率のことです。
この問題にある1台のLED照明器具からの光束7500lmのうち、照明率0.9と保守率0.8をかけ合わせた5400lmが実際の机上面を照らすことになります。
(7500lm × 0.9 × 0.8 = 5400lm)
一方、部屋の床面積は15m × 12m = 180m2 となります。
これだけの面積を750lx とするには、135,000lmの光束が必要になります。
(180m2 × 750lx = 135,000lm)
よって、必要な照明器具台数は、135,000 ÷ 5400 = 25台となります。
なお光束法による平均照度計算では、既に照明率によって作業面に到達する光束の割合が示されているため、天井高さを計算に入れる必要はありません。
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03
器具の台数は下記の式で求めます。
N = EA/FUM
N:ランプの個数
E:照度
A:面積(m2)
F:光束(lm)
U:照明率
M:保守率
問題にあてはめて計算します。
N = 750 ✕ (12✕15) ÷ (7500✕0.9✕0.8)
= 25
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