1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午前 ロ 問29

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午前 ロ 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

コンセント専用の回路に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、誤っているものはどれか。
ただし、配線は、ビニル絶縁電線( I V )とし長さは10 m、コンセントの施設数は1個とし、許容電流の低減は考慮しないものとする。
  • 定格電流15 Aの配線用遮断器に、定格電流15 Aのコンセントを接続し、その配線太さを直径1.6 mmとする。
  • 定格電流20 Aの配線用遮断器に、定格電流20 Aのコンセントを接続し、その配線太さを直径2.0 mmとする。
  • 定格電流30 Aの配線用遮断器に、定格電流30 Aのコンセントを接続し、その配線太さを直径2.6 mmとする。
  • 定格電流50 Aの配線用遮断器に、定格電流50 Aのコンセントを接続し、その配線太さを断面積8mm2とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、4 です。

電気設備の技術基準とその解釈に基づいた、コンセント専用回路は以下の通りです。

遮断器の定格電流・コンセント定格電流・配線太さ
15A以下・15A以下・直径1.6mm
20A以下・20A以下・直径2.0mm
30A以下・30A以下・直径2.6mm
40A以下・40A以下・断面積8mm2
50A以下・50A以下・断面積14mm2

したがって、4 が述べている50A・50Aであれば、14mm2以上の配線を使用しなければなりません。

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02

正解は【4】です。

「電気設備の技術基準とその解釈」で、
長さが3m以上、MIケーブル以外のケーブルなので、
50Aの配線用遮断器に、50Aのコンセントを接続し、
その配線太さは14㎟と定められています。
よって8㎟では間違っています。

【1】【2】【3】は記述の通り定められています。

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03

「電気設備の技術基準とその解釈」上、50Aの配線用遮断器に50Aのコンセントを接続した場合は14mm2になります。
従って4.が誤りです。

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