1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午前 ロ 問33

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午前 ロ 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

キュービクル式高圧受電設備に関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、不適当なものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
 それに伴い、当設問の問題文中の文言を変更しました。
  • 自動力率調整を行う一つの開閉装置に接続する高圧進相コンデンサの設備容量は、200 kvar以下とする。
  • CB形は、負荷設備に高圧電動機を使用することができる。
  • 変圧器容量が500 kV・A以下の場合、開閉装置として高圧カットアウトを使用することができる。
  • PF・S形の主遮断装置は、高圧交流負荷開閉器と限流ヒューズとを組み合わせたもの、又は一体としたものとする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【3】です。

高圧カットアウトを、変圧器保護として使用する場合、
変圧器容量は300KVA以下ですので、不適当です。

【1】
力率調整を行う場合は、記述の通り、
コンデンサ容量は200Kvar以下と定められていて適当です。

【2】
高圧受電設備は、遮断器を使用したCB型と、
高圧限流ヒューズ(PF)と高圧交流負荷開閉器(LBS)を
組み合わせたPF-S型に分けられます。
高圧電動機がある場合、PF-S型では始動電流で、
ヒューズが溶断する可能性があるので使用できず、
CB型となります。よって適当です。

【4】
記述の通り、PF‐S型は、高圧交流負荷開閉器(LBS)と、
高圧限流ヒューズ(PF)を主遮断装置としたもので、
主に300KVA以下の小規模受電設備に使用されます。

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02

正解は、3 です。

キュービクル式高圧受電設備において、主遮断装置の種別ごとに変圧器容量が制限されています。

CB形であれば4,000kV・Aであり、高圧カットアウト(負荷開閉器)と限流ヒューズを用いたPF・S形であれば300kV・Aです。

他の、1・2・4 は正しく述べています。

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03

高圧カットアウトを使用する場合は変圧器容量が300kVA以下になります。
従って3.が誤りです。

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