問題
<参考>
それに伴い、当設問の問題文中の文言を変更しました。
正解(不適当なもの)は【保守バイパスは、システムのUPSユニット又はUPSユニットのグループを追加することによって、負荷電力の連続性を向上させた電力経路である。】です。
直流→交流に変換を行う回路をインバータ回路といい、
交流→直流に変換する回路をコンバータ回路といいます。
これらの回路や機器を総称して、直流⇔交流に変換を行う装置を
インバータ(装置)とよんでいます。
よって記述文は正しいです。
常時商用給電方式は、商用電源が正常な場合は、そのまま機器へ送ります。
停電時には、バッテリー電力をインバータにより、
交流電源に変換し機器へ送る方式で、
正しいといえます。
保守バイパスとは、保守点検時や故障時に、
バイパス回路から給電をもらう経路の事です。
記述の内容では、不適当です。
並列冗長UPSは記述の通り、複数のUPSで並列運転を行い、1台が故障しても安定した交流出力を確保するもので、適当です。
正解(不適当なもの)は、「保守バイパスは、システムのUPSユニット又はUPSユニットのグループを追加することによって、負荷電力の連続性を向上させた電力経路である。」 です。
保守バイパスとは、UPSのメンテナンス時を無停電で行なうための回路のことです。
保守を行なう場合の意図的な停止を含め、UPSが停止した際に自動的にバイパス電源に切り替えることにより、供給先へ電源を途切れることなく供給するための回路です。
他の選択肢は正しく述べています。
不適当なものは「保守バイパスは、システムのUPSユニット又はUPSユニットのグループを追加することによって、負荷電力の連続性を向上させた電力経路である。」です。
保守バイパスとは、点検や修理のときに給電する回路のことを言います。
システムのUPSユニットやUPSユニットのグループを追加する項目はバイパスと関係ないので、誤りになります。