1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午前 イ 問1
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 イ 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す回路において、コンデンサC1に蓄えられる電荷〔μC〕として、正しいものはどれか。
- 100μC
- 120μC
- 500μC
- 600μC
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は【2】です。
電荷(Q)=合成静電容量(C0)×電圧(V)で求めます。
Q=C0Vです。
問題文の図では、C1(40μF)とC2(60μF)の2台のコンデンサが直列接続となっています。
直列接続では電荷はすべて等しいという関係から、
合成静電容量は次のように求めます。
C0=C1×C2/C1+C2です。
計算すると
C0=40×60/40+60
C0=2400/100
C0=24μ(F)となります。
電荷を求めますのでQ=C0Vより
Q=24μ×5(v)
Q=120μ(c)となります。
直列接続では電荷は全て等しいので、C1・C2ともに120μCとなります。
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02
C1 と C2 に加わる電圧を、V1 ,V2 とします。
また、それぞれのコンデンサには、静電誘導により同じ電荷 Q が蓄えられます。
V1 = Q / C1
V2 = Q / C2
V = V1 +V2
この3つの等式から、
V = Q / C1 + Q / C2 = Q (1/ C1 +1/ C2 )
したがって、電荷は次のように計算されます。
Q = V / (1/ C1 +1/ C2 ) =5 / (1/40 +1/60)
= 120 [μC]
×
誤りです。解説の計算結果と異なります。
〇
正解です。解説の計算通りの結果です。
×
誤りです。解説の計算結果と異なります。
×
誤りです。解説の計算結果と異なります。
<参考>
コンデンサは直列接続なので、合成容量を出して、Q = V / C としても同じ結果です。
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