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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年) 午前 ロ 問26

問題

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図に示すマーレーループ法により地中送電線の地絡故障点を検出する場合、地絡故障点までの距離x〔m〕を表す式として、正しいものはどれか。
ただし、各記号は次のとおりとする。
G:検流計
L:ケーブルの長さ〔m〕
x:地絡故障点までの距離〔m〕
a:抵抗辺が0~1,000で目盛られている場合の抵抗辺の読み
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( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ロ 問26 )
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この過去問の解説 (3件)

19
マーレーループ法とは、地絡故障点を特定しにくい地中電線おいて、ホイートストンブリッジ回路を利用して故障点を測定する方法です。

この測定方法では、電源に接続された抵抗辺の指針を一端とし、逆の一端を地絡故障点としたブリッジ回路を形成します。

そして検流計Gが0(ブリッジ平衡)を示す場合に、ブリッジ回路の対辺の積が等しくなる性質を利用して測定します。

測定場所から故障点までの距離をxとすると、故障していない側から短絡箇所を経由して故障点までの線路は、2L-xとなります。

同一種類のケーブルであれば、単位長あたりの抵抗値は同じと考えられるので、故障点までの長さも(x):(2L-x)となります。

ブリッジ平衡の際には、対辺同士の抵抗を掛合わせた数字が等しくなるため以下の式が成り立ちます。

a・(2L - x)= x・(1000 - a)
この式を整理すると、x = (2aL/1000)となります。

よって正解は、1 です。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

正解は【1】です。

マーレーループ法はブリッジ平衡回路の原理を利用しています。

向かい合う抵抗の積は同じという原理です。

図の検流計Gより、回路が平衡した場合

『1000―a』 × 『Ⅹ』 は 

『a』 × 『2L-X』と同じという事です。

(1000-a)×X=a×(2L-X)が成り立ちます。

Xを求める式に整理すると

+X/X=a×2L/1000+a

X=2aL/1000

で表せます。

0

マーレーループ法により地中送電線の地絡故障点を検出する方法に関する問題です。

マーレーループ法は、ホイートストンブリッジを応用して、事故点までの抵抗を測定し、事故点までの距離を求める方法です。

図に対して、ブリッジ回路の平衡条件から次の式が成り立ちます。

なお、短絡点から故障点までは、L - a です。

(1000 - a) × x = a × (L + L - a)

x = 2 L a / 1000 [m]

選択肢1.

正解です。解説で求めた式通りです。

選択肢2.

×

誤りです。解説で求めた式と違います。

選択肢3.

×

誤りです。解説で求めた式と違います。

選択肢4.

×

誤りです。解説で求めた式と違います。

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