1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午前 ロ 問37
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ロ 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
蓄電池の充電方式に関する次の記述に該当する用語として、「日本産業規格( JIS )」上、適当なものはどれか。
「整流装置の直流出力に蓄電池と負荷とを並列に接続し、常時蓄電池に一定電圧を加え充電状態を保ちながら、同時に整流装置から負荷へ電力を供給し、停電時又は負荷変動時に無遮断で蓄電池から負荷へ電力を供給する充電方式。」
「整流装置の直流出力に蓄電池と負荷とを並列に接続し、常時蓄電池に一定電圧を加え充電状態を保ちながら、同時に整流装置から負荷へ電力を供給し、停電時又は負荷変動時に無遮断で蓄電池から負荷へ電力を供給する充電方式。」
- 浮動充電
- トリクル充電
- 均等充電
- 回復充電
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
以下、他の充電方式について概述します。
2. トリクル充電は浮動充電と似ており常に蓄電池への充電を行なっていますが、負荷とは直接接続せず停電時のみ切り替えて電力を供給します。
3. 均等充電は、蓄電池の劣化を防ぐ(セル電圧を均一化することで循環電流を減らす)目的で定期的に行なう充電です。
4. 回復充電は、停電の間に蓄電池が消費した分を補う充電のことで、消防設備などでは24時間以内に行なうよう求められています。
参考になった数31
この解説の修正を提案する
02
正解は【1】です。
問題文は浮動充電の説明です。
フロート充電とも呼ばれ、負荷に並列に接続し電力を供給している為、
停電時に無遮断で供給でき、絶対に電気を切りたくない設備等に使用されます。
(2)トリクル充電
継足し充電とも呼ばれ、微小な電流を流して行う充電方法です。
(3)均等充電
浮動充電方式の並列に接続した各蓄電池の電圧のバラつきを補う為に行う充電です。
(4)回復充電
急速充電とも呼ばれ、供給電圧や電流を通常より高くして充電し、
放電等により消費した電力を戻す充電です。
参考になった数13
この解説の修正を提案する
03
JISの規格に対し、蓄電池の充電方式の用語に関する問題です。
〇
浮動充電は、整流装置の直流出力に蓄電池と負荷を並列接続し、常時、蓄電池に一定電圧を加えて充電状態を保ち、同時に整流装置から負荷へ電力を供給して停電時または負荷変動時に、無遮断で蓄電池から負荷へ電力を供給する充電方式です。
×
トリクル充電は、無負荷状態でも蓄電池は自己放電があり、自己放電を補うために、負荷から切り離した状態で、微小な電流を流して充電する方式です。
×
均等充電は、多数個の蓄電池を一組にし、長時間使用した場合、自己放電などで生じる個々の蓄電池間の充電状態のばらつきを、浮動充電電圧よりやや高い電圧で充電することで、ばらつきをなくして、充電状態を均一にするための充電方式です。
×
回復充電は、放電した蓄電池を、次回の放電に備え、容量が回復するまで充電する方式です。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
前の問題(問36)へ
令和2年度(2020年)問題一覧
次の問題(問38)へ