1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午前 ロ 問38
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ロ 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
低圧電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱の接地工事を省略できる場合の記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、不適当なものはどれか。
ただし、機械器具が小出力発電設備である燃料電池発電設備である場合を除く。
ただし、機械器具が小出力発電設備である燃料電池発電設備である場合を除く。
- 水気のある場所に定格感度電流が15mAの漏電遮断器を施設する場合
- 電気用品安全法の適用を受ける2重絶縁の構造の機械器具を施設する場合
- 交流の対地電圧が150V以下又は直流の使用電圧が300V以下の機械器具を、乾燥した場所に施設する場合
- 機械器具を乾燥した木製の床その他これに類する絶縁性のものの上で取り扱うように施設する場合
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
水気のある場所「以外」に、定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下の漏電遮断器を施設する場合には省略できると規定されています。
他の、2・3・4 は正しく述べています。
参考になった数26
この解説の修正を提案する
02
正解は【1】です。
『電技とその解釈』上、正しくは水気が無い場所に施設する低圧用の機械器具に電気を供給する電路に、電気用品安全法の適用を受ける、定格感度電流15mA以下、動作時間0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器を施設する場合、接地工事の省略ができます。
よって、水気がある場所では接地は省略できないので不適当です。
【2】【3】【4】の問題文の場合、接地工事を省略できます。
他に、金属製外箱等の周囲に適当な絶縁台を設ける場合
外箱のない計器用変成器がゴム、合成樹脂その他の絶縁物で被覆してある場合
接地工事を省略できます。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
03
低圧電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱の接地工事を省略できる場合のに関しての問題です。
×
水気のある場所以外の場所に施設する低圧用の機械器具に、電気を供給する電路に、漏電遮断器(定格感度電流が 15 mA以下、動作時間が 0.1 秒以下)を施設する場合は、接地工事は省略できます。
「水気のある場所に定格感度電流が15mAの漏電遮断器を施設」は誤りです。
〇
電気用品安全法の適用を受ける2重絶縁の構造の機械器具を施設する場合は、接地工事は省略できます。
〇
交流の対地電圧が 150 V以下かまたは直流の使用電圧が 300 V 以下の機械器具を、乾燥した場所に施設する場合は、接地工事は省略できます。
〇
低圧用の機械器具を乾燥した木製の床、これに類する絶縁性のものの上で、取り扱うように施設する場合は、接地工事は省略できます。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問37)へ
令和2年度(2020年)問題一覧
次の問題(問39)へ