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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年) 午前 ハ 問52

問題

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土留め(山留め)壁を設けて掘削する工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
アイランド工法は、地下構造体の打継ぎが不要な工法である。
   2 .
逆打ち工法は、土留め壁の支保工として地下構造体を用いる工法である。
   3 .
地盤アンカー工法は、切りばりが不要であり、機械掘削が容易な工法である。
   4 .
トレンチカット工法は、外周部に地下躯体を構築後、内部の掘削を行う工法である。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ハ 問52 )
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この過去問の解説 (3件)

18
正解は1です。

アイランド工法とは、構造物の中心に向けて斜面での掘削を行なって中心部の地下構造物を先行して作り、その後周辺部の掘削を進めて周辺部の地下構造物を作る工法です。

先行して島のような中心部の構造物を作るため、アイランド工法と呼ばれています。

掘削を徐々に進めることができるメリットがある一方、地下構造体の作成時期が異なるために打ち継ぎが必要になるデメリットがあります。

他の2・3・4は正しく述べています。

付箋メモを残すことが出来ます。
11

答えは(1)です。

(1)アイランド工法は、中央部を先行して掘削した部分に構築した仮設建築物から、その周辺部に後打ちした地下構造体を打ち継いで目的建築物を構築する工法です。

(2)逆打ち工法は、本体構造の1階床を建築し、この1階床で山留め壁を支え、下方へと掘り進み、各地下階の床や梁を支保工として順次掘り下がっていく工法です。

(3)地盤アンカー工法は、切梁の代わりに、アンカーによって山留め壁にかかり側圧を支えながら掘削する工法です。支保工がないので、施工能率が良いことがメリットです。

(4)トレンチカット工法は、外周部に溝を掘って地下躯体を構築した後、その地下躯体を山留支保工として利用し、内部の掘削を行う工法です。

2

土留め(山留め)壁を設け、掘削する工法に関する問題です。

選択肢1. アイランド工法は、地下構造体の打継ぎが不要な工法である。

×

アイランド工法は、土留め壁の中央に構造体の基礎部分を先に建造し、基礎部分から斜めの切ばりを構築して土留め壁を支え、その後に周辺部から掘削して、構造体の残りを構築する工法です。

「地下構造体の打継ぎが不要な工法」は誤りです。

選択肢2. 逆打ち工法は、土留め壁の支保工として地下構造体を用いる工法である。

掘削しながら上部から本体の構造体を構築し、本体構造物の梁で支えられた床版とコンクリートの側壁を支保工とします。その支保工で土留め壁を支え、順次下側の構造体から構築を進めていく工法です。

選択肢3. 地盤アンカー工法は、切りばりが不要であり、機械掘削が容易な工法である。

切りばりの代わりに土留め壁と連結したアンカーと一体で土留め壁を支え、掘削を進める工法です。水平切りばりを格子状に組み立てる必要がなく、掘削しやすい工法です。

選択肢4. トレンチカット工法は、外周部に地下躯体を構築後、内部の掘削を行う工法である。

トレンチカット工法は、構築する構造物の外周部に土留め壁を二重に打ち、溝状の支保工を設けて掘削し、掘削部に構造物を先に構築します。その後、先に構築した外周部の構造物を土留め壁として、内部の掘削を行う工法です。

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