1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午後 イ 問64
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問題
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あん摩マッサージ指圧師
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この過去問の解説 (3件)
01
シールド接地箇所やZCTの設置場所によって、検出できる事故範囲が異なってきます。
1の方法は、引出用ケーブル自体の地絡事故を検出できます。
2の方法は、ZCTより電源側の地絡事故を検出することができ、需要家側でも電源側事故の発生を確認できるので事故点の判断ができます。
3の方法では、引出用ケーブルの地絡事故を検出できないため不適当です。
4の方法は、2と同様にZCTより電源側の地絡事故を検出することができ、需要家側で電源側事故の発生を確認できるので事故点の判断ができます。
しかし他の保護機器との協調動作が必要になります。
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02
高圧ケーブルの地絡事故を検出するシールド接地に関する問題です。
この問題では、地絡電流が何回ZCTを貫通するのかがカギになります。
〇 正しいです。
地絡電流が、電源ケーブル、シールド、接地線の3回、ZCTを貫通するため、
地絡を検出できます。
〇 正しいです。
地絡電流が、シールドの1回だけZCTを貫通するため、
地絡を検出できます。
✕ 誤りです。
地絡電流が、電源ケーブル、シールドの2回、ZCTを貫通するため、
打ち消しあって地絡を検出できません。
〇 正しいです。
地絡電流が、接地線の1回だけ、ZCTを貫通するため、
地絡を検出できます。
地絡電流がZCTを貫通する回数が、
偶数だと互いに打ち消しあって、検出できません。
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03
高圧ケーブルの地絡事故を検出するシールド接地工事を示す図の問題です。
〇
電源側の引出しケーブルに地絡が起こると、電源側からシールドに地絡電流が落ちて、ZCNを通してシールド接地に行くため、ZCNで地絡事故を検出します。
〇
電源側で地絡事故が起きると、地絡電流がシールドを通してZCN内を流れるため、ZCNで検出することができます。
×
負荷側で地絡事故が生じると、ケーブルを通して地絡電流が流れZCNを通りますが、地絡電流がシールドを通してZCTを通って接地に落ちるため、地絡電流がZCNを往復することになり、ケーブルの地絡事故は検出できません。
〇
電源側で地絡事故が起きても、地絡電流がシールドを通してZCNを通り接地に落ちるため、地絡事故の検出が可能です。
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