1級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
午前 イ 問6
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 午前 イ 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
定格電圧6600Vの同期発電機を、定格力率における定格出力から無負荷にしたとき、端子電圧が7590Vになった。このときの電圧変動率の値として、正しいものはどれか。
ただし、励磁を調整することなく、回転速度は一定に保つものとする。
ただし、励磁を調整することなく、回転速度は一定に保つものとする。
- 8.7%
- 13.0%
- 15.0%
- 26.0%
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この過去問の解説 (3件)
01
電圧変動率とは、変化した電圧 ÷ 定格電圧 です。
(7590-6600)/6600 = 990/6600 = 15%
定格力率における定格出力の端子電圧は、6600V(定格電圧)
無負荷になったことで、瞬間的に電流がゼロになって、電圧降下がゼロになって、端子電圧が上昇した状態です。
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02
動機発電機の電圧変動率の問題です。
電圧変動率は、変化した電圧÷定格電圧×100
ですので、
(7590-6600)/6600 ×100= 15%
になります。
✕ 誤りです。
✕ 誤りです。
〇 正しいです。
✕ 誤りです。
無負荷状態となると、負荷電流がゼロとなるため、巻線インピーダンスによる電圧降下がなくなり、端子電圧が上昇します。
電圧変動率は、同期発電機の個別特性の一つです。
電圧変動率が小さい方が、運転が安定します。
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03
同期発電機の電圧変動率とは、定格力率で定格出力を出す界磁電流を決めて、これを一定のまま速度を変えず、無負荷にしたときの電圧変化の割合を、百分率(%)で表したものです。
定格電圧を Vn 、無負荷にしたときの端子電圧を V0 、電圧変動率をεとすれば、
電圧変動率は次のようにして、求められます。
V0 - Vn
ε =―――――― ×100 [%]
Vn
7590 - 6600
ε =―――――――― ×100 [%] = 15 [%]
6600
× 誤りです。
× 誤りです。
〇 正解です。
× 誤りです。
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