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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年) 午前 イ 問14

問題

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シリコン結晶系太陽電池に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
p形半導体とn形半導体を接合した構造となっており、光が入射すると電子はn形半導体に集まる。
   2 .
アレイ内の直列に接続されたモジュール群をストリングという。
   3 .
表面温度が高くなると最大出力が増大する温度特性を有している。
   4 .
単結晶太陽電池セルは、多結晶太陽電池セルに比べて変換効率が高い。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 午前 イ 問14 )
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この過去問の解説 (3件)

9

正解は3です。

セルの表面温度が高くなると、半導体の原子は熱運動が激しくなり、半導体内を通る電子の動きを妨げます。そのため、温度が高くなると、電池内の電気抵抗が増えることになり、最大出力は減少します。

p形半導体のpは、positiveのpで、プラス側。電子が少ない半導体。

n型は、negativeのnで、マイナス側。電子が多い半導体。電子はマイナス側なので、n型に集まります。

「セル」は太陽電池の単位、そのセルを多数組み合わせたパネルを「モジュール」と呼び、モジュールを直列に組み合わせて発電電力を大きくしたものを「ストリング」、ストリングを並列に組み合わせて必要な電力量を確保するものを「アレイ」といいます。

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5

シリコン結晶系太陽電池に関する問題です。

選択肢1. p形半導体とn形半導体を接合した構造となっており、光が入射すると電子はn形半導体に集まる。

〇 正しいです。

電子はマイナスなので、n形半導体に集まります。

選択肢2. アレイ内の直列に接続されたモジュール群をストリングという。

〇 正しいです。

セル→モジュール→ストリング→アレイ の順に集積単位が大きくなります。

選択肢3. 表面温度が高くなると最大出力が増大する温度特性を有している。

✕ 誤りです。

「最大出力が増大する」ではなく、「最大出力が低下する」が正解です。

選択肢4. 単結晶太陽電池セルは、多結晶太陽電池セルに比べて変換効率が高い。

〇 正しいです。

まとめ

一見すると、表面温度が上がるほど発電量が増すように思いますが、間違いです。

間違って覚えないでください。

3

シリコン結晶系太陽電池に関する問題です。

選択肢1. p形半導体とn形半導体を接合した構造となっており、光が入射すると電子はn形半導体に集まる。

〇 正しいです。

シリコン結晶系太陽電池は、n形半導体とp形半導体が接合してできています。これに光が当たると、光はpn接合面に達し、光起電力効果によって発生した電子(-)はn形半導体へ、正孔(+)はp形半導体に移動し、電流を取出すことができます。

選択肢2. アレイ内の直列に接続されたモジュール群をストリングという。

〇 正しいです。

太陽電池アレイ内の直列に接続されたモジュール群が、ストリングです

選択肢3. 表面温度が高くなると最大出力が増大する温度特性を有している。

× 誤りです。

太陽電池は表面温度が高くなると、最大出力が低下する温度特性を持っています。

「表面温度が高くなると最大出力が増大する」は誤りです。

選択肢4. 単結晶太陽電池セルは、多結晶太陽電池セルに比べて変換効率が高い。

〇 正しいです。

単結晶太陽電池セルは、多結晶太陽電池セルに比べて変換効率が高く、単結晶が18~20%に対して、多結晶は14~16%の変換効率です。

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