1級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
午後 ニ 問87

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 午後 ニ 問87 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、「建築士法」上、誤っているものはどれか。
  • 建築士とは、一級建築士、二級建築士及び建築設備士をいう。
  • 設計図書とは、建築物の建築工事の実施のために必要な図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書をいう。
  • 建築士は、工事監理を終了したときは、直ちに、省令で定めるところにより、その結果を文書で建築主に報告しなければならない。
  • 建築士事務所の開設者は、委託を受けた工事監理の業務を建築士事務所の開設者以外の者に委託してはならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

建築士法上、建築士の行為が、正しいか、誤りかの判断に関する問題です。

選択肢1. 建築士とは、一級建築士、二級建築士及び建築設備士をいう。

× 誤りです。

建築士とは、一級建築士、二級建築士及び木造建築士です

建築士には、一級建築士、二級建築士、木造建築士、建築設備士がいますが、建築設備士は、建築設備の知識と技能を有する人で、国が認めた人です。

対して、他の3つの建築士は、設計・工事管理を行います。

(「建築士法」第2条1号)

選択肢2. 設計図書とは、建築物の建築工事の実施のために必要な図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書をいう。

〇 正しいです。

設計図書は、問題文の通りの記述です。

(「建築士法」第2条6号)

選択肢3. 建築士は、工事監理を終了したときは、直ちに、省令で定めるところにより、その結果を文書で建築主に報告しなければならない。

〇 正しいです。

建築士の建築主に対する報告は、問題文の通りの記述です。

(「建築士法」第20条3号)

選択肢4. 建築士事務所の開設者は、委託を受けた工事監理の業務を建築士事務所の開設者以外の者に委託してはならない。

〇 正しいです。

建築士事務所開設者の再委託の制限で、建築士事務所の開設者は、委託者の許諾を得たとしても、自分が委託された設計と工事監理業務を、建築士事務所の開設者以外の人に委託してはいけません

(「建築士法」第24条の3)

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02

「建築士法」に関する問題です。

選択肢1. 建築士とは、一級建築士、二級建築士及び建築設備士をいう。

✕ 誤りです。

建築設備士は建築士ではありません。

建築物の設計や施工管理はできません。

選択肢2. 設計図書とは、建築物の建築工事の実施のために必要な図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書をいう。

〇 正しいです。

その他に、現場説明書や質問書やその回答も設計図書です。

選択肢3. 建築士は、工事監理を終了したときは、直ちに、省令で定めるところにより、その結果を文書で建築主に報告しなければならない。

〇 正しいです。

選択肢4. 建築士事務所の開設者は、委託を受けた工事監理の業務を建築士事務所の開設者以外の者に委託してはならない。

〇 正しいです。

まとめ

建築士事務所登録していない者には、規模等に関わらず、再委託できません。

また、建築士事務所登録している者でも、一括再委託はできません。

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