1級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度（2022年）
午後 ニ 問88

〇　正しいです。

無窓階については、問題文の記述通りです。

(「消防法施行令」第10条)

〇　正しいです。

自動火災報知設備の警戒区域は、防火対象物の２つ以上の階にわたらないとします。

ここで、自動火災報知設備の警戒区域とは、火災発生区域を他区域と区別し、識別できる最小単位の区域です。

(「消防法施行令」21条2号)

〇　正しいです。

漏電火災警報器の設置は、問題文の記述通りです。

(「消防法施行令」第22条)

×　誤りです。

無線通信補助設備は、消防用設備のうち、消火活動上必要な施設の1つです。

消防用設備には、消防の用に供する設備、消防用水、消火活動上必要な施設に区分されます。

消防の用に供する設備は、さらに3区分に分かれ、消火設備・警報設備・避難設備です。

(「消防法施行令」第7条6号)

〇　正しいです。

窓があっても、有効な面積が確保できていない場合は、「無窓階」扱いになります。

〇　正しいです。

階段室を警戒区域とする場合は複数階にわたります。

〇　正しいです。

漏電火災警報器は、電気火災を防止する目的で設置する、漏電を検知する

設備で、消防設備の一つになります。

✕　誤りです。

無線通信補助設備は、電波の届かないところでの消防活動のために設置する

移動無線設備で、「消防の用に供する設備」の一つになります。