1級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
午後 ニ 問90

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 午後 ニ 問90 (訂正依頼・報告はこちら)

建設業における安全委員会及び衛生委員会に関する記述として、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
  • 安全委員会及び衛生委員会は、常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに設けなければならない。
  • 安全委員会及び衛生委員会を設けなければならないときは、それぞれの委員会の設置に代えて、安全衛生委員会を設置することができる。
  • 衛生委員会の委員のうちの一人は、産業医のうちから事業者が指名した者でなければならない。
  • 安全委員会及び衛生委員会は、少なくとも6箇月に1回は開催するようにしなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

建設業における安全委員会及び衛生委員会に関する問題です。

選択肢1. 安全委員会及び衛生委員会は、常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに設けなければならない。

〇 正しいです。

選択肢2. 安全委員会及び衛生委員会を設けなければならないときは、それぞれの委員会の設置に代えて、安全衛生委員会を設置することができる。

〇 正しいです。

両委員会を統合して、安全衛生委員会とすることが多いです。

選択肢3. 衛生委員会の委員のうちの一人は、産業医のうちから事業者が指名した者でなければならない。

〇 正しいです。

選択肢4. 安全委員会及び衛生委員会は、少なくとも6箇月に1回は開催するようにしなければならない。

✕ 誤りです。

毎月1回以上開催する必要があります。

まとめ

短い工期の工事では、6か月以内のものもありますから、

6か月に一度の開催では意味がなくなります。

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02

建設業の安全委員会及び衛生委員会に関する問題です。

選択肢1. 安全委員会及び衛生委員会は、常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに設けなければならない。

〇 正しいです。

安全委員会と衛生委員会は、労働者の使用人数が常時50人以上の事業場では、設置する必要があります。

(「労働安全衛生法」第17条、第18条)

選択肢2. 安全委員会及び衛生委員会を設けなければならないときは、それぞれの委員会の設置に代えて、安全衛生委員会を設置することができる。

〇 正しいです。

安全衛生委員会を設置は、問題文の記述通りです

(「労働安全衛生法」第19条)

選択肢3. 衛生委員会の委員のうちの一人は、産業医のうちから事業者が指名した者でなければならない。

〇 正しいです。

衛生委員会の委員は、次の構成となります。

➀ 衛生管理者のうち、事業者が指名した者

② 産業医のうち、事業者が指名した者

③ 事業場の労働者で、衛生に関して経験を持つ人の中から事業者が指名した者

(「労働安全衛生法」第18条)

選択肢4. 安全委員会及び衛生委員会は、少なくとも6箇月に1回は開催するようにしなければならない。

× 誤りです。

安全委員会と衛生委員会は、毎月1回以上開催します

安全衛生委員会となっても、同様です。

(「労働安全衛生法施行規則」第23条)

参考になった数4