1級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
午後 イ 問5
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 午後 イ 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 品質管理とは、品質計画における目標を施工段階で実現するために行う工事管理の項目、方法等をいう。
- 品質管理は、問題発生後の検出を重視し、工事の過程で予防処置を行う必要はない。
- 工程の各ステップごとに品質管理のチェックリストを作成して計画的に管理する。
- 品質管理においては、要求する品質と品質を作り出すために必要な原価とのバランスが重要である。
- P→D→C→Aの管理のサイクルを回していくことが、品質管理の基本となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、品質管理の基本的な考え方や手法について理解しているかどうかを確認するものです。
この選択肢は、品質管理の目的として不適切なものです。品質管理は、問題発生後の検出だけでなく、工事の過程で予防処置を行うことも重要です。品質改善という管理では、不適合の再発防止や未然防止を行います。
この選択肢は、品質管理の手法として正しいものです。工程の各ステップごとに品質管理のチェックリストを作成して計画的に管理することは、QC工程表というツールを用いることで実現できます。QC工程表は、製品作りの全工程のフローを記載した表で、作業手順や検査項目などを明確にします。
この選択肢は、品質管理において重要な要素として正しいものです。品質管理においては、要求する品質と品質を作り出すために必要な原価とのバランスが重要であるとされています。品質コストという概念では、品質に関係するコストを分析し、最適なレベルに調整することが求められます。
この選択肢は、品質管理の基本的な考え方として正しいものです。P→D→C→Aの管理のサイクルを回していくことが、品質管理の基本となるとされています。これはPDCAサイクルと呼ばれる手法で、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の順に繰り返すことで、品質管理を継続的に改善できます。
この問題で押さえておくべきポイントは以下の通りです。
- 品質管理は、製品やサービスが顧客の要求する品質を満たすように管理することである
- 品質管理は、工程管理、品質検証、品質改善の3つの管理からなる
- 品質管理の手法としてPDCAサイクルやQC7つ道具などがある
- 品質管理と品質保証は、目的や範囲が異なる
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02
品質管理に関する問題です。
〇 正しいです。
選択肢のとおりです。
✕ 誤りです。
不具合を事前に予測し、問題発生前に手を打つ手法は、品質管理の重要な方法の一つです。
〇 正しいです。
チェックリストは、品質管理のツールとして、広く活用されています。
〇 正しいです。
品質を重視すると、コストがかかりすぎることがあります。
品質とコストのバランスが重要です。
〇 正しいです。
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)
の略であり、このサイクルを回していくことが重要です。
PDCA サイクルは提唱者の名前をとって、デミングサイクルとも言われています。
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03
品質管理に関する設問です。
適切です。
品質管理とは、品質計画における目標を施工段階で実現するために行う工事管理の項目、方法等をいいます。
不適切です。
問題が発生する前に予防処置を行うことも品質管理では重要です。
適切です。
工程の各ステップごとに品質管理のチェックリストを作成して計画的に管理することが必要です。
適切です。
品質管理においては、要求する品質と品質を作り出すために必要な原価とのバランスが重要です。
適切です。
PDCAサイクルは品質管理の基本となります。
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