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2級電気工事施工管理技士の過去問 平成29年度(2017年) 1 問7

問題

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進相コンデンサを誘導性負荷に並列に接続して力率を改善した場合、電源側回路に生じる効果として、関係のないものはどれか。
   1 .
電圧降下の軽減
   2 .
電力損失の低減
   3 .
周波数変動の抑制
   4 .
遅れ無効電流の減少
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 1 問7 )
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この過去問の解説 (3件)

46
電力消費の多くを占める電動機や変圧器は誘導性負荷であり、加えられた交流電圧に対して位相の遅れた交流電流を生じさせます。

この遅れ電流のために、回路に流れる電流は本来よりも大きくなり、その分、電圧降下や電力損失を増加させます。

そこで回路に並列に接続することで進み電流を生じさせ、遅れ電流を打ち消すのが、進相コンデンサ接続の目的です。

ですから、電圧降下の軽減・電力損失の低減・遅れ無効電流の減少は、進相コンデンサ接続の効果の説明として適切です。

しかし進相コンデンサを接続しても、周波数には影響がありません。
よって、3 が正解です。

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19
進相コンデンサの役割は「進み位相」を利用し、
問いにある誘導性負荷(モーター等)の遅れ位相を相殺する事で力率を改善する事です。
力率改善のメリットとしては遅れ位相の時の無効電流を減らし、配線距離等でロスをする電圧降下の軽減の効果もあります。
この事から【1】【2】【4】は効果として当てはまります。
なので、【3】周波数変動の抑制は当てはまらないといえます。

16
正解は3です。

モータ等の誘導負荷では電圧と電流の間の位相が遅れます。
それに対してコンデンサでは位相が進むため、並列にコンデンサを接続すると力率が改善します。

力率改善は、1の電圧降下の軽減、2の電力損失の低減、4の漏れ無効電流の減少につながります。
しかし、3の周波数変動の抑制とは関係しません。

電圧と電流の間の角度が小さい状況をフェーザ図で想起してみると理解しやすいと思います。

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