2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
2 問24

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 2 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

開放形高圧受電設備と比較したキュービクル式高圧受電設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 設置面積を小さくできる。
  • 変圧器の増設や更新が容易である。
  • 設置場所における据付や配線の作業量が削減できる。
  • 接地した金属箱内に充電部や機器などが収納され感電の危険性が少ない。

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この過去問の解説 (3件)

01

開放形高圧受電設備に比べるとキュービクル式高圧受電設備は狭い場所でも設置できる反面、小さな金属の箱に収める形になりますので、中のスペースがあまり広くありません。
なので変圧器の増設や更新をするスペースを確保できない事があります。

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02

正解は2です。

キュービクル式高圧受電設備は(開放形高圧受電設備に比較して)1の 設置面積を小さくできる、3の設置場所における据付や配線の作業量が削減できる、4の接地した金属箱内に充電部や機器などが収納され感電の危険性が少ないといったメリットがありますが、変圧器の増設や更新が容易ではないというデメリットもあります。したがって、正解は2です。

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03

キュービクル式高圧受電設備とは、受電設備として必要な機器を金属製の筐体に収めたものです。

規模によっては、複数のキュービクルを連結して使用しますが、コンパクトにまとめられているため、設置面積が小さい、予め工場内での据付や配線工事が行なえるため設置場所での作業量を削減できる、金属製の箱に収められているため感電事故の危険性が少ないといった利点があります。

逆に、欠点として、大規模な改修工事に対応したり変圧器などの大型機器の更新や増設のためのスペースがないことなどがあります。

よって、正解は、2 です。

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