2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
5 問44

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 5 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

情報通信設備の屋内配線に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • 保守用インターホン設備の配線に、着色識別ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル( FCPEV )を使用した。
  • 非常放送設備のスピーカの配線に、警報用ポリエチレン絶縁ケーブル( AE )を使用した。
  • 監視カメラの配線に、テレビジョン受信用同軸ケーブル( 5C-FB )を使用した。
  • 電話設備の幹線に、通信用構内ケーブル( TKEV )を使用した。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

不適当であるのは【2】です。

非常放送用スピーカーは、火災による非常放送時に使用される場合もあるので耐熱性があるケーブルを使用しなければなりません。
そのためAEではなくHPケーブルを使用するのが望ましいと考えられます。

参考になった数57

02

非常放送設備とは、消防法によって定められた避難警報であり、
火災や災害時に途切れることなく放送される性能が求められます。
そのため、非常放送設備の配線は火災時でも一定の時間、
耐えられるケーブルを使用しなければなりません。
警報用ポリエチレン絶縁ケーブル(AE)に火災時でも耐えられる
耐熱性はないため、非常放送設備の配線として使用できません。

参考になった数20

03

警報用ポリエチレン絶縁ケーブルは、「耐熱保護を必要としない60V以下の小勢力回路」で使用されるものです。

非常放送設備のスピーカの配線は、“火災時でも警報放送が途絶えてしまわないため”に耐火電線を使う必要があります。
よって、正解は、2 です、

他の、1・3・4 は正しく述べています。

参考になった数16