2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
5 問52

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 5 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

作業主任者を選定すべき作業として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
  • 高圧活線近接作業
  • 張出し足場の組立て作業
  • 酸素欠乏危険場所における作業
  • 土止め支保工の切りばりの取付け作業

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この過去問の解説 (3件)

01

労働安全衛生法第14条により、労働災害を防止し作業を管理する作業主任者を選任する事が義務付けられています。
しかし、
1.高圧活線近接作業
は労働安全衛生法第59条第3項に書かれている
「危険又は有害な業務」の一つですので、作業主任者の選任ではなく労働者の特別教育が必要になります。

2~4の設問は労働安全衛生法上、
作業主任者の選任が必要な作業となります。

2.足場の組立て等作業主任者技能講習
3.地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習
4.酸素欠乏危険作業主任者技能講習又は酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
  技能講習

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02

労働安全衛生法にて、労働災害を防止する観点から、一定の作業について、
作業主任者を選任しなければなりません。

作業主任者の選任が必要な作業の中には、電気に関する項目はなく、
高圧や特別高圧、低圧での作業は労働安全衛生法にて、
特別教育が必要な危険有害業務となり、特別教育が必要です。

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03

作業主任者とは、労働安全衛生法によって定められた労働災害防止のための資格のことです。
作業分野ごとに、この資格を持つ者(免許取得者・技能講習修了者)を作業主任者として選定しなければなりません。

2・3・4 の作業では、それぞれ、足場の組立て等作業主任者・酸素欠乏危険作業主任者・土止め支保工作業主任者 の選定が必要です。

しかし、高圧活線近接作業では絶縁用具の着用義務はありますが、作業主任者の選定は求められていません。

正解は、1 です。

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