2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)前期
2 問22

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)前期 2 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

次の負荷を接続する分岐回路に漏電遮断器を使用することが、最も不適当なものはどれか。
  • 地下の機械室の床に設置する空調機
  • 冷却塔ファン
  • 消火栓ポンプ
  • 揚水ポンプ

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この過去問の解説 (3件)

01

消火栓ポンプは火災時に屋内消火栓などへ給水、加圧する設備です。

火災時に漏電で消火ポンプが動作しなくなることを
防ぐために、分岐回路の遮断器は漏電遮断器ではなく、
過電流遮断器を使用します。

よって、
3.消火栓ポンプ
は不適切となります。

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02

電気設備の技術基準の解釈には、「非常用照明装置,非常用昇降機,消防用設備等・・・公共の安全の確保に支障を生ずるおそれのある機械器具に電気を供給する電路には、・・・漏電遮断器に代えて・・・漏電警報器にすることができる。」とあります。

万一消火のための放水で幾らかの漏電が生じるとしても、消火栓が動作しなくなる方が重大な被害をもたらしかねません。
よって、公共の安全確保の支障にならないよう漏電遮断器を設けないことができます。

正解は、3 です。

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03

【3】消火栓ポンプ
が正解です。

消火栓は屋内での火災時の消火活動に使用されます。
非常時に消火栓ポンプをモーターなどで加圧し、放水を行う為、
制御盤等に漏電遮断器を使用している場合
非常時に作動しない可能性が出てきます。
なので消火栓ポンプの回路には漏電警報器が使用されます。

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