2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)後期
5 問46

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)後期 5 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 労務工程表は、必要な労務量を予測し工事を円滑に進めるために作成する。
  • 安全衛生管理体制表は、安全及び施工の管理体制の確立のために作成する。
  • 総合工程表は、週間工程表を基に施工すべき作業内容を具体的に示して作成する。
  • 搬入計画書は、建築業者や関連業者と打合せを行い、工期に支障のないように作成する。

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この過去問の解説 (3件)

01

不適当なのは、3 です。

総合工程表とは、工程全体の順序や期間を把握するために作成し、各工事計画を立てるための基本になります。
そして、この総合工程表に基づいて、週ごとの工程表や、作業ごとの予定が計画されていきます。
ですから総合工程表に、細かで具体的な計画を載せることは期待されていません。

他の、1・2・4 は正しく述べています。

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02

正解は3です。

1 .労務工程表は、必要な労務量を予測し工事を円滑に進めるために作成する。 → 適当です。
適切な作業員数で、無駄なく作業を行うために作成します。

2 .安全衛生管理体制表は、安全及び施工の管理体制の確立のために作成する。 → 適当です。
安全衛生管理体制労働安全衛生法では、労働災害を防ぎ、事業者の自主的な安全衛生活動を確保するため、安全衛生管理体制を整備することが義務づけられており、作業員が協力して安全衛生を進めていくために必要なものです。

3 .総合工程表は、週間工程表を基に施工すべき作業内容を具体的に示して作成する。 → 不適当です。
総合工程表は、各工事を総合的に組合せ、施工順序を示した表です。 総合工程表によって全ての工事の施工時期、各工事の相互関係が把握できます。
週間工程表は、総合工程表の中で、さらに詳細な工程を示すために作成します。

4 .搬入計画書は、建築業者や関連業者と打合せを行い、工期に支障のないように作成する。 → 適当です。
搬入計画書は、搬入時期、搬入方法などの一覧を表示する表であり、各業者としっかり打合せを行った上で作成します。

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03

正解は3です。

1.労務工程表は、必要な労務量を予測し工事を円滑に進めるために作成します。○です。

2.安全衛生管理体制表は、安全及び施工の管理体制の確立のために作成します。○です。

3.総合工程表は着工から完成に至るまでの期間を対象にして、主要工事を主体とした 基本的な工程表のことです。全体工程表ともいいます。
したがって、「総合工程表は、週間工程表を基に施工すべき作業内容を具体的に示して作成する。」の記述は不適当です。

4.搬入計画書は、建築業者や関連業者と打ち合わせを行い、工期に支障のないように作成します。○です。

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