2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)前期
2 問26

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 2 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

建築物の雷保護システムに関する用語として、「日本産業規格(JIS)」上、関係のないものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
 それに伴い、当設問の問題文中の文言を変更しました。
  • 放電クランプ
  • 等電位ボンディング
  • 回転球体法
  • メッシュ導体

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、1 です。

放電クランプとは、送電線路機器が送電電圧からのアークにより破損しないよう保護するために設置するもので、雷保護システムとは関係がありません。

他の、2・3・4 は、いずれも雷保護システムと関わる用語です。

・等電位ボンディングとは、施設の金属導体を電気的に接続して、雷害による破損を保護する方法のことです。

・回転球体法とは、雷保護の範囲を求めるための計算手法の一つです。

・メッシュ導体とは、雷保護のための受雷装置であり、施設外壁にメッシュ状の導体を敷設することで、雷害からの保護を図るものです。

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02

1.は雷保護システムに関係がありません。

放電クランプは異常電流からの断線の保護をするものです。雷保護システムではありません。

回転球体法は雷保護方法のひとつです。

メッシュ導体は雷保護方法のひとつです。

等電位ボンディングは電流の流れを止めるために等電位にすることをいいます。ですから、雷保護システムに関係します。

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03

正解は 1 . です。

異常電流を放電させて電線の切断を防ぐクランプのことで
雷保護システムには関係のないものとなります。

参考になった数11