2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)前期
5 問40
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 5 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
汽力発電所のボイラ設備に関する記述として、不適当なものはどれか。
- 自然循環ボイラは、蒸気ドラムが必要である。
- 自然循環ボイラは、循環ポンプを必要としない。
- 貫流ボイラは、蒸気ドラムを必要としない。
- 貫流ボイラは、循環ポンプが必要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 .自然循環ボイラは、蒸気ドラムが必要である。 → 適当です。
発生した蒸気を分離するためにドラムが必要です。
2 .自然循環ボイラは、循環ポンプを必要としない。 → 適当です。
水と蒸気の比重差を利用し、ポンプなどの動力を利用しないボイラです。
3 .貫流ボイラは、蒸気ドラムを必要としない。 → 適当です。
水の圧力を超臨界圧まで高め、蒸発管中で乾き蒸気を作るため、蒸気ドラムは必要ありません。
4 .貫流ボイラは、循環ポンプが必要である。 → 不適当です。
貫流ボイラは循環しないため、循環ポンプは必要ありません。
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02
貫流ボイラは、水管から流し蒸気に変える(循環させることをせずに)。その蒸気を利用するボイラのことです。
ゆえに、循環パイプは不要ということになります。
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03
自然循環ボイラは、蒸気ドラムが必要です。
2.適当です。
自然循環なので、循環ポンプを必要としません。
3.適当です。
記載の通り、貫流ボイラは蒸気ドラムを必要としません。
4.不適当です。
貫流ボイラーはボイラー水を蒸発させ、その蒸気を利用する仕組みとなります。ですから、水の循環は不要です。
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