2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)前期
5 問44

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 5 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

建築物等に設ける防犯設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ドアスイッチは、扉の開閉を検知するため、リードスイッチ部を建具枠に、マグネット部を扉にそれぞれ取り付けた。
  • ガラス破壊センサは、はめころし窓のガラスの破壊及び切断を検知するため、ガラス面に取り付けた。
  • 熱線式パッシブセンサは、熱線を放出して侵入者を検知するため、外壁に取り付けた。
  • センサライトは、ライトを点灯して侵入者を威嚇するため、外壁に取り付けた。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も不適当なものは 3 . 熱線式パッシブセンサは、熱線を放出して侵入者を検知するため、外壁に取り付けた となります。

熱線式パッシブセンサとは、人体表面から放出する赤外線を受信し、人を検出するものであり

熱線は放出(発射)しないものです。

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02

1.適当です。
リードスイッチ部を建具枠に、マグネット部を扉にそれぞれ取り付けます。

2.適当です。
記載の通り、ガラス破壊センサはガラス面に取り付けます。

3.不適当です。
熱線式パッシブセンサは熱線を放出するのではなく、侵入者が放出する赤外線を検知します。

4.適当です。
センサライトは外壁に取り付けます。

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03

建築物等に設ける防犯設備のセンサーを主とした問題です

選択肢1. ドアスイッチは、扉の開閉を検知するため、リードスイッチ部を建具枠に、マグネット部を扉にそれぞれ取り付けた。

〇 正しいです。

ドアスイッチは、リードスイッチを永久磁石で作動させる開閉検出器で、建物の開口部のドアなどにリードスイッチ取付け、建具にマグネットを取付けます

防犯システムと接続して、セキュリティ対策として使用します。

また、ドアスイッチはこの磁気型だけでなく、様々な形式のものがあります。

選択肢2. ガラス破壊センサは、はめころし窓のガラスの破壊及び切断を検知するため、ガラス面に取り付けた。

〇 正しいです。

ガラスが破壊された時に発する振動周波数を検知する、圧電素子とフィルターアンプで構成されるガラス破壊センサです。滑らかな平面のガラス面に貼り付けます

選択肢3. 熱線式パッシブセンサは、熱線を放出して侵入者を検知するため、外壁に取り付けた。

× 誤りです。

パッシブセンサは赤外線を発射せず、人の体から発する赤外線を受信し、人を検出するセンサです。室内や廊下あるいは外壁などに取りつけて、防犯システムと連動させます。

熱線を放出するのは、センサではないため、誤りです。

選択肢4. センサライトは、ライトを点灯して侵入者を威嚇するため、外壁に取り付けた。

〇 正しいです。

センサライトは防犯目的として、侵入者に対してライトを点灯し、びっくりさせて立ち去らせます。一般的な戸建て住宅では、2、3箇所、外壁に設置します。

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