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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和元年度(2019年)前期 5 問52

問題

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作業主任者を選任すべき作業として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
   1 .
酸素欠乏危険場所における作業
   2 .
土止め支保工の切りばりの取付けの作業
   3 .
仮設電源の電線相互を接続する作業
   4 .
張出し足場の組立ての作業
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 5 問52 )
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この過去問の解説 (3件)

24
定められていないものは 3 です。

労働安全衛生法
法第14条 令第6条 作業主任者を選任すべき作業において

・酸素欠乏危険場所(酸素濃度18%未満の場所)における作業
・土止め支保工の切りばり又は腹おこしの取付又は取りはずしの作業
・つり足場、張出し足場又は高さが5m以上の構造の足場の組み立て、解体又は変更の作業

と政令で定められています。

3.仮設電源の電線相互を接続する作業 は 電気工事士法においての定められている作業のため
労働安全衛生法に含まれていないとなります。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
正解は、3です。

1・2・4の設問は労働安全衛生法上、作業主任者の選任が必要な作業です。

以下の技能講習を受けたものを作業主任者としなければなりません。

・酸素欠乏危険作業主任者技能講習又は酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習
・地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習
・足場の組立て等作業主任者技能講習

しかし、仮設電源の電線相互の接続作業は、作業者に電気工事士資格が求められるものの、作業主任者を選任すべき作業として労働安全衛生法では定められていません。

3

作業主任者の選任は、高圧室内作業や労働災害を防止する管理作業に、作業員の指揮などを行わせるためと、「労働安全衛生法」第14条で定めています。

労働災害を防止する管理作業については、「同法施行令」第6条に規定されています。

➀ 高圧室内作業

② アセチレン溶接

③ 機械集合装置などの組立・解体・修理作業

④ ボイラーの取扱い

⑤ 放射線業務に関わる作業

⑥ 木材加工機械5台以上扱う事業場での機械作業

⑦ 動力駆動プレス5台以上扱う事業場での機械作業

⑧ 専用設備を用いた乾燥加熱作業

⑨ 2m以上の地山の掘削

 土止め支保工

⑪ 高さ2m以上の砕石場での掘削

⑫ 高さ2m以上のはい付け、はい崩し作業

⑬ 船舶の荷作業

⑭ 型枠支保工

 足場作業、建築物、コンクリート造の解体

⑯ 橋梁コンクリート造の架設、変更作業

⑰ 第一種圧力容器の取扱い

⑱ 特定化学物質の製造・取扱い

⑲ 鉛業務

⑳ 四アルキル鉛等業務

 酸素欠乏危険場所

㉒ 屋内作業場やタンク等での有機溶剤の製造、取扱い

㉓ 石綿取扱い作業

選択肢1. 酸素欠乏危険場所における作業

〇 定められています。

解説㉑によります。

選択肢2. 土止め支保工の切りばりの取付けの作業

〇 定められています。

解説⑩によります。

選択肢3. 仮設電源の電線相互を接続する作業

× 定められていません。

解説➀~㉓までに電線に関する作業はありません。

選択肢4. 張出し足場の組立ての作業

〇 定められています。

解説⑮によります。

まとめ

解説では、作業主任者が必要な作業項目だけを取り上げましたが、規定では、さらに詳しい作業内容が記載されています。

そこまで踏み込んだ問題が出される可能性はありますので、「同法施行令」第6条をざっと見しておけば、対応できるでしょう。

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