2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)後期
2 問17
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 2 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
図は3心電力ケーブルの無負荷時の充電電流を求める等価回路図である。充電電流 Ic〔 A 〕を求める式として、正しいものはどれか。
ただし、各記号は次のとおりとする。
V:線間電圧〔 kV 〕
C:ケーブルの1線あたりの静電容量〔 μF 〕
ω:角周波数〔 rad/s 〕
ただし、各記号は次のとおりとする。
V:線間電圧〔 kV 〕
C:ケーブルの1線あたりの静電容量〔 μF 〕
ω:角周波数〔 rad/s 〕
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この過去問の解説 (3件)
01
そして平衡したスター結線においては、線電流=相電流 ですから、1相のみに注目して計算できます。
・電流を求める計算は、[電圧÷インピーダンス]です。
・スター結線における相電圧は線間電圧(V)の 1/√3 倍ですから、相電圧は V/√3 となります。
・1相のインピーダンスは、1/ωC (ω=2πf)です。
ですから電流を求める計算式は、 V/√3÷1/ωC となり、この式を整理すると ωCV/√3 となります。
ただし問題では、電圧が kV で与えられていますから桁を調整(3桁下げる=10のマイナス3乗)する必要があります。
この結果、正解は 3 の計算式になります。
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02
この問題では、Vが線間電圧の為、相電圧にすると1/√3倍になります。
よって、Ic=ωCV/√3 となります。
また単位はkVの為、1000倍ですが、μFは1/1000000倍です。
掛け合わせて1/1000倍となり、Ic=ωCV/√3 x10^-3となります。
よって正解は3番です。
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03
一番上の電路線と中性点との間を考えてみます。
コンデンサの要領リアクタンスは XC [Ω]は、
XC = 1/(ωC × 10-6) [Ω]
です。
ここで、Cの単位は、μF = 10-6 F です。
線間電圧 V [kV]に対して、相電圧 VC [V]は、
VC = (V/√3) ×103 [V]
です。したがって、
IC = (VC/XC) ×10-3
= ((V/√3) ×103)/(1/(ωC × 10-6))
= ((ω C V ) / √3) × 10-3 [A]
× 誤りです。
× 誤りです。
〇 正解です。
× 誤りです。
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