2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)後期
2 問23
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 2 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
金属線ぴ配線に関する記述として、「内線規程」上、不適当なものはどれか。
- 金属線ぴ配線の使用電圧は、300 V 以下であること。
- 金属線ぴとボックスその他の附属品とは、堅ろうに、かつ、電気的に完全に接続すること。
- 金属線ぴ配線は、屋内の外傷を受けるおそれのない乾燥した点検できる隠ぺい場所に施設することができる。
- 同一線ぴ内に収める場合の電線本数は、2種金属製線ぴの場合、電線の被覆絶縁物を含む断面積の総和が当該線ぴの内断面積の 32%以下とすること。
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この過去問の解説 (3件)
01
2種金属線ぴの占有率は「32%以下」ではなく、「20%以下」が正しいです。
使用電圧は300V以下の為、1番は適当です。
金属線ぴはボックスその他の付属品と、接地を取る必要がある為、2番は適当です。
設置可能場所は、乾燥した露出場所或いは点検出来る隠蔽場所の為、3番は適当です。
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02
これは電線を詰め込み過ぎて、放熱ができなくなり加熱することを防ぐことを意図しています。
4 では「32%以下」と述べており、これが誤っています。他はすべて正確に述べています。
よって正解は 4 となります。
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03
問題は、金属製線ぴ工事についての、問題です。
〇 正しいです。
金属線ぴ工事は、300 V以下しか、工事ができません。
「電技解釈」第156条(低圧屋内配線の施設場所による工事の種類)に、工事の種類と施工場所の規定が出ています。金属線ぴ、フロアダクト、セルラダクト、ライティングダクト、平形保護層の工事では、300 V以下だけしか工事ができません。
〇 正しいです。
「電技解釈」第161条(金属線ぴ工事)の規定通りです。
〇 正しいです。
選択肢1の「電技解釈」第156条(低圧屋内配線の施設場所による工事の種類)では、金属製線ぴ工事ができる場所は、廉価慰した乾燥した場所か、点検できる隠ぺい場所で乾燥した場所でしか、工事ができません。
なお、「屋内の外傷を受けるおそれのない」という規定はありませんが、配線時に電線に外傷がないように施工することは定めています。
× 不適切です。
電線を同一管内におさめる場合の管の太さは、被覆絶縁物を含む断面積の総和が管の内断面積の 32%以下になるように選定しなければならない、と内線規定にはあります。
選択肢は、管工事の場合の規定で、線ぴに対しては誤りです。
線ぴの場合の電線の占有率は、20%以下とします。
また、金属ダクトの場合は、電力ケーブルは20%以下、制御ケーブルなどは50%以下です。
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