2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)後期
2 問28
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 2 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
自動火災報知設備の P型2級受信機に関する記述として、「消防法」上、誤っているものはどれか。
- 火災灯を省略することができる。
- 発信機との間で電話連絡をすることができる装置を有しなければならない。
- 接続することができる回線の数は5以下である。
- 火災表示試験装置による試験機能を有しなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
発信機との間で電話連絡をすることが出来る機能が必要な発信機は、P型1級発信機です。
2回線以上のP型1級受信機を除いて、火災灯を省略出来ます。よって1番は正しいです。
P型2級受信機の回線数は5以下の為、3番は正しいです。
火災表示試験装置による試験機能を有する必要がある為、4番は正しいです。
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02
自動火災報知設備P型は回線数に応じて級が規定されています。
この問題の2級受信機は5回線までであり、 3 は正しい説明です。
また発信機または回路試験器による導通試験機能があることが求められていますので、 4 も正しい説明です。
これらに対して P型2級受信機は、“電話回路を持たない”と規定されているため、2 が誤っています。
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03
自動火災報知設備の P型2級受信機に関する問題です。
P型受信機は、火災信号や火災表示信号が共通の信号として、また、設備の動作信号を共通信号として受信して、火災が起きたことを、防災関係者に知らせます。
P型受信機は、1級と2級があり、それぞれ機能が異なります。
〇 正しいです。
P型2級受信機は、表示灯の設置はありません。
× 誤りです。
電話連絡ができるのは、P型1級受信機で、2級には必要ありません。
〇 正しいです。
P型2級受信機が接続できる回線は、5回線以下です。
〇 正しいです。
火災表示試験装置による試験機能があり、装置の操作中に他の回線から火災信号を受信したときは、火災表示を行います。
<参考>
受信機には、R型受信機、P型1級受信機で回線数の制限がないもの、1回線だけの物、P型2級受信機で、回線数が5回線以下と、1回線だけのもの、そして、P型3級受信機があります。
それぞれの受信機には、火災灯の設置や、地区表示灯の設置などで、機能が異なります。
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