2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)後期
6 問55
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 6 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
事業用電気工作物の保安を確保するために、保安規程に必要な事項として、「電気事業法」上、定められていないものはどれか。
- 工事、維持及び運用に関する保安についての記録に関すること。
- 工事、維持及び運用に関するエネルギーの使用の削減に関すること。
- 災害その他非常の場合に採るべき措置に関すること。
- 工事、維持又は運用に関する業務を管理する者の職務及び組織に関すること。
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この過去問の解説 (3件)
01
→保安を確保するのが目的であるため、エネルギー削減は関係ありません。
1 . 工事、維持及び運用に関する保安についての記録に関すること。
→記載の通りです。
3 . 災害その他非常の場合に採るべき措置に関すること。
→記載の通りです。
4 . 工事、維持又は運用に関する業務を管理する者の職務及び組織に関すること。
→記載の通りです。
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02
保安規程は、電気工作物の工事、維持及び運用における保安確保を目的として、電気主任技術者を中心とした保安体制を定めるものです。
そして保安規程で、電気工作物の工事・維持・運用においての保安に関わる、職務や組織・教育・点検・運転操作・非常時の措置・記録とその保存に関することなどを定めなければなりません。
ですから、1・3・4 は保安規定に必要な事項です。
しかしエネルギー使用の削減に関することは含まれていません。
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03
事業用電気工作物の保安を確保するために、保安規程を作成し、遵守する必要があります。
保安規定には、事業用電気工作物について次のことを記載します。
➀ 工事・維持・運用の保安上の関係法令と保安規程の遵守の体制。
② 工事・維持・運用実施者の職務と組織。
③ 主任技術者の職務の範囲と内容、主任技術者が保安監督実施上必要な権限や組織上の位置付け。
④ 工事・維持・運用実施者に対する次の保安教育
・関係法令・保安規程の遵守、・保安技術、・保安教育の計画的実施と改善
⑤ 工事・維持・運用の保安についての適正な記録。
⑥ 保安のための巡視・点検・検査。
⑦ 運転・操作。
⑧ 災害や非常時に採るべき措置。
⑨ 保安規程の定期的な点検・必要な改善。
*保安規定には、発電用の事業用電気工作物についても同様のことが定められていますが、省略しています。
〇 正解です。
解説 ⑤ によります。
× 誤りです。
保安規定には、工事、維持及び運用に関するエネルギーの使用の削減については規定がありません。
〇 正解です。
解説 ⑧ によります。
〇 正解です。
解説 ② によります。
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