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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年)前期 2 問16

問題

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架空送電線路に関する次の記述に該当する機材の名称として、適当なものはどれか。

「電線の振動による素線切れや事故電流による溶断を防止するため、懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強する。」
   1 .
ダンパ
   2 .
スペーサ
   3 .
アーマロッド
   4 .
スパイラルロッド
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)前期 2 問16 )
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この過去問の解説 (3件)

4

電線の振動による素線切れや事故電流による溶断を防止するため、懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強するものは、アーマロッドです。

選択肢1. ダンパ

ダンパは、電線の振動による疲労を防止するためのものです。

誤りです。

選択肢2. スペーサ

スペーサは、強風や電磁吸引による電線同士の接触および衝突を防止するためのものです。

誤りです。

選択肢3. アーマロッド

正しいです。

選択肢4. スパイラルロッド

スパイラルロッドは、電線に巻き付けることで積雪や風によるたわみや振れを防止するものです。誤りです。

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1

架空送電線路の機材について、選択肢を元に簡単に解説しましょう。

ダンパ

架空電線に風が当たると後ろに渦ができ、電線が上下・左右に振動し、それが継続すると電線の断線を招きます。振動を防止する役目の基材が、ダンパです。

スペーサ

多導体の電線では、短絡電流による電磁吸引、強風による電線の接近と衝突が起こるため、それを防止する役目が、スペーサの設置です。

アーマロッド

懸垂クランプ付近の電線は、振動や短絡電流などでの溶断が起こります。それの防止対策が、電線指示部分に電線と同じ種類の金属を巻き付けて補強し、それがアーマロッドです。

スパイラルロッド

電線い風が当たることで騒音が発生するため、騒音防止を行うのが、スパイラルロッドです。

選択肢1. ダンパ

× 「懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強」の機材ではありません。

選択肢2. スペーサ

× 「懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強」の機材ではありません。

選択肢3. アーマロッド

 「懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強」の機材です。

選択肢4. スパイラルロッド

× 「懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強」の機材ではありません。

まとめ

<参考> 架空送電線路に使用する機材のいくつかを紹介します。

・クランプ

電線を鉄塔に支持する金具

・ジャンパ

鉄塔の両側に電線を引き留める電線

・がいし(懸垂がいし、長幹がいし、ラインポストがいし、耐霧がいし)

電線を取付ける絶縁体

・アークホーン

雷サージからがいしを保護する機材

・シールドリング

送電線のコロナ放電抑制

0

架空送電線路に取り付ける部材の問題です。

選択肢1. ダンパ

✕ 誤りです。

ダンパは振動抑制のために取り付けるおもりの事です。

選択肢2. スペーサ

✕ 誤りです。

スペーサは、電線同士の接触を避けるために設ける部材です。

選択肢3. アーマロッド

〇 正しいです。

アーマロッドは、懸垂クランプ付近の電線に巻き付ける補強材です。

選択肢4. スパイラルロッド

✕ 誤りです。

スパイラルロッドは、騒音防止のために電線に巻き付ける部材です。

まとめ

送電線に取り付ける部材はいろいろありますが、

目的別に整理すると分かりやすいかと思います。

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