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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年)前期 2 問24

問題

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高圧の電路に使用する高圧ケーブルの太さを選定する際の検討項目として、最も関係のないものはどれか。
   1 .
負荷容量
   2 .
短絡電流
   3 .
地絡電流
   4 .
主遮断装置の種類
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)前期 2 問24 )
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この過去問の解説 (3件)

4

高圧電路用のケーブルを選定する際は、そこに流れる負荷電流や短絡電流に十分耐久できるものを検討する必要があります。

選択肢1. 負荷容量

負荷容量によって、常時流れる負荷電流の大きさが決まるため、これに耐久することを考慮しなければなりません。正しいです。

選択肢2. 短絡電流

高圧電路において短絡事故が起こると、負荷電流より大きな短絡電流が発生するため、当然これに耐久できることも考慮しなければなりません。正しいです。

選択肢3. 地絡電流

地絡電流は、負荷電流や短絡電流に比べ小さいため、基本的にこれを考慮する必要はありません。誤りです。

選択肢4. 主遮断装置の種類

高圧電路における容量および電流に対して、適切に遮断が可能な主遮断装置を検討する必要があります。正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

高圧電路に使用する高圧ケーブルの太さの選定

・電路の負荷容量に対する負荷電流とケーブルの許容電流から、ケーブルサイズを選定します。

・電路で短絡が発生したときの短絡電流と、ケーブルの短絡時の許容電流を検討して、保護できる装置(過電流遮断器など)とケーブルサイズを決めます。

・過電流に対して、ケーブルサイズが小さい場合や、保護装置の定格が小さいと、ケーブルが焼損し、火災事故の可能性があります。

・幹線が分岐するときの、主過電流遮断器の定格電流に対して、幹線の太さに対する許容電流が十分になるように、ケーブルサイズを選定します。

・遮断器や断路器などの保護装置が、短絡発生時に、保護装置の定格値に対して、短絡電流による熱や機械的衝撃に耐えられるかを検討します。

・地絡が発生した場合、地絡電流の電流値は小さいため、ケーブル太さの検討は不要です。

選択肢1. 負荷容量

○ ケーブルサイズの検討が必要です。

選択肢2. 短絡電流

○ ケーブルサイズの検討が必要です。

選択肢3. 地絡電流

× ケーブルサイズの検討は不要です。

選択肢4. 主遮断装置の種類

○ ケーブルサイズの検討が必要です。

まとめ

<参考>

電線の太さの選定時の検討項目には、一般的に次のようなものがあります。

・電線の種類と許容電流

・幹線の電路長さ

・電線の布設方法

・許容電圧降下

・経済性(材料費や工事費、劣化取替の保全費用など)

0

高圧の電路に使用する、高圧ケーブルの太さを選定する際の検討項目の問題です。

選択肢1. 負荷容量

〇 正しいです。

負荷容量によって決まる負荷電流を、安全に流せる太さが必要です。

選択肢2. 短絡電流

〇 正しいです。

高圧ケーブルが短絡電流によって破壊されないような太さが必要です。

選択肢3. 地絡電流

✕ 誤りです。

地絡電流は、負荷電流よりもずっと小さくなるため、ケーブルの太さには影響しません。

選択肢4. 主遮断装置の種類

主遮断装置の動作電流値よりも、大きな電流を流せる太さが必要です。

まとめ

地絡電流値は、変電所との距離や配電系統の接地方式によって変わりますが、

おおむね数アンペア程度のことが多いです。

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