2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)前期
2 問27
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)前期 2 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
自動火災報知設備を設置する事務所ビルの廊下及び通路に設ける感知器として、「消防法」上、正しいものはどれか。
ただし、取付け面の高さは4m未満とする。
ただし、取付け面の高さは4m未満とする。
- 差動式スポット型感知器
- 定温式スポット型感知器
- 光電式スポット型感知器
- 補償式スポット型感知器
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この過去問の解説 (3件)
01
感知器の種類には、差動式スポット型感知器、定温式スポット型感知器、光電式スポット型感知器、補償式スポット型感知器などがあります。
消防法施行令第21条に、防火対象物に取り付ける感知器の種類が指定されます。
事務所ビルの廊下及び通路には、「煙または熱煙複合式スポット型」の感知器の設置が指定されます。
煙感知器の種類には、感知条件ごとに、光電式スポット型感知器、光電式分離型感知器、イオン化式スポット型感知器などがあります。
× 誤りです。差動式スポット型感知器は熱感知器です。
× 誤りです。定温式スポット型感知器は熱感知器です。
○ 正解です。光電式スポット型感知器は、煙感知器です。
× 誤りです。補償式スポット型感知器は熱感知器です。
消防法では、感知器の種類も多くありますが、感知器を設置する場所と感知条件の設定も多く・細かく設定されています。
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02
事務所ビルの廊下及び通路に設ける感知器は、光電式スポット型感知器です。
差動式スポット型感知器は、駐車場や換気口および空気吹出口に設置されます。
誤りです。
定温式スポット型感知器は、換気口、空気吹出口に設置されます。
誤りです。
正しいです。
補償式スポット型感知器は、駐車場に設置されます。
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03
自動火災報知設備を設置する事務所ビルの廊下及び通路に設ける感知器の問題です。
事務所ビルの廊下や通路は、火災時に、煙の通路になる危険性があります。
煙に対する警戒が必要です。
煙感知器が有効になります。
✕ 誤りです。
これは熱感知器です。
✕ 誤りです。
これは熱感知器です。
〇 正しいです。
光電式スポット型感知器は、煙感知器です。
✕ 誤りです。
これは熱感知器です。
熱感知器がよいか、煙感知器がよいか、火災時の状況を類推することが重要です。
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