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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年)前期 6 問55

問題

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事業用電気工作物について、第三種電気主任技術者免状の交付を受けている者が、保安の監督をすることができる電圧の範囲として、「電気事業法」上、定められているものはどれか。
ただし、出力5000kW以上の発電所は除くものとする。
   1 .
15000V未満
   2 .
30000V未満
   3 .
50000V未満
   4 .
170000V未満
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)前期 6 問55 )
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この過去問の解説 (3件)

6

「電気事業法」第44条(主任技術者免状)の規定によれば、

事業用電気工作物を設置する者は、工事・維持・運用に関する保安の監督として、主任技術者免状(第一種電気主任技術者、第二種電気主任技術者、第三種電気主任技術者)を受けている者の中から、主任技術者の選任が必要です。

免状の種類によって、事業用電気工作物の監督できる範囲が異なります。

「電気事業法施行規則」第56条(免状の種類による監督の範囲)

――――――――――――――――――――――――――――――

主任技術者免状種類    保安監督者の範囲

――――――――――――――――――――――――――――――

第一種電気主任技術者   事業用電気工作物の

             工事・維持・運用

第二種電気主任技術者   電圧 170,000 V未満

             事業用電気工作物の工事・維持・運用

第三種電気主任技術者   電圧 50,000 V未満

             事業用電気工作物の工事・維持・運用

―――――――――――――――――――――――――――――――

選択肢1. 15000V未満

× 定められていません。

選択肢2. 30000V未満

× 定められていません。

選択肢3. 50000V未満

 第三種に定められた範囲です。

選択肢4. 170000V未満

× 第二種に定められた範囲です。

まとめ

<参考>

「電気事業法施行規則」第56条の保安監督者の範囲は、他に、

第一種ダム水路主任技術者免状

第二種ダム水路主任技術者免状

第一種ボイラー・タービン主任技術者免状

第二種ボイラー・タービン主任技術者免状

によって、水力発電や火力発電の取扱える範囲が決まります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

第三種電気主任技術者が保安監督できる電圧は50000V未満です。

選択肢1. 15000V未満

誤りです。

選択肢2. 30000V未満

誤りです。

選択肢3. 50000V未満

正しいです。

選択肢4. 170000V未満

170000V未満の保安監督ができるのは第二種電気主任技術者です。

誤りです。

まとめ

ちなみに第一種電気主任技術者の場合は、保安監督できる電圧に上限がありません。

0

第三種電気主任技術者免状の交付を受けている者の保安の監督をすることができる範囲に関する問題です。

電気事業法施行規則第五十六条(免状の種類による保安の範囲)第三号 第三種電気主任技術者免状に、「電圧五万ボルト未満の事業用電気工作物(出力五千キロワット以上の発電所又は蓄電所を除く。)の工事、維持及び運用(四又は六に掲げるものを除く。)」と規定されています。

選択肢1. 15000V未満

誤りです。

選択肢2. 30000V未満

誤りです。

選択肢3. 50000V未満

正しいです。

選択肢4. 170000V未満

誤りです。

まとめ

第二種電気主任技術者は「電圧十七万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用(四又は六に掲げるものを除く。)」、

第一種電気主任技術者は「事業用電気工作物の工事、維持及び運用(四又は六に掲げるものを除く。)」と規定されています。

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