2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)後期
1 問3
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)後期 1 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す三相負荷に平衡三相交流電源を接続したときに流れる電流I〔A〕の値として、適当なものはどれか。
- (20/√3)A
- 20A
- 20√3A
- 60A
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この過去問の解説 (3件)
01
図の三相交流回路における10Ωの負荷抵抗には、それぞれ相電圧200Vが200Vが印加されているため、負荷電流は200/10=20Aになります。Δ(デルタ)結線の場合の線電流Iは、I=√3×負荷電流であるため、(20√3)Aとなります。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
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02
デルタ結線の負荷は抵抗負荷だけですので、力率は 1 (%100)となります。
デルタ結線の相電流を、I1 とすると線間電圧=相電圧ですので、
I1 = 200 [V]/10 [Ω] = 20 [A]です。
三相3結線では、線電流(I)=√3 × 相電流、となります。
I = √3 × I1 = 20√3 [A]
× 誤りです。
× 誤りです。
○ 正解です。
× 誤りです。
<参考>
負荷がスター結線であれば、相電流と線電流、相電圧と線間電圧の関係は、デルタ結線と逆になります。
V = √3 V1
I = I1
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03
デルタ結線の平衡三相交流回路は、以下の関係があります。
・線電流(図:I)=相電流(図:10Ωに流れる電流)×√3
・線間電圧(図:200V)=相電圧(図:10Ωにかかる電圧)
図の相電流は、相電圧200V/10Ω=20A
よって線電流Iは、相電流20A×√3=20√3A となります。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
デルタ結線、スター結線の相電圧・電流、線間電圧・電流の関係について、理解しましょう。
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