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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年)後期 1 問4

問題

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アナログ計器と比較したデジタル計器の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
電圧の測定では内部抵抗が低い。
   2 .
読み取りの個人差がない。
   3 .
計器の内部ではA−D変換が行われている。
   4 .
コンピュータに接続してデータの処理ができる。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)後期 1 問4 )
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この過去問の解説 (3件)

3

アナログ計器とディジタル計器の特徴を挙げてみましょう。

なお、アナログ計器もディジタル計器も計測方法は同じですので、回路や接続は基本は同じです。異なるのは、計測後の信号の増幅や分圧が必要です。また、交流データは、直流に整流後にA/D変換処理する必要があります。

アナログ計器

・計測値の表示はアナログ計器は瞬時に読み取れ、人間工学的には優れています。

ディジタル計器

A/D変換器によりディジタル値に変換し表示するため、計測値の精度が高い

ノイズの影響を受けるため、対策が必要です。

・測定値が数字で表示され、読み取りに個人差が出ません

・ディジタルですので、計算機との接続により、計算機でのデータ処理が素早くできます

選択肢1. 電圧の測定では内部抵抗が低い。

× 不適当です。

アナログもディジタルも、計測時の回路構成には何も変化はありません。

選択肢2. 読み取りの個人差がない。

 適当です。

選択肢3. 計器の内部ではA−D変換が行われている。

 適当です。

選択肢4. コンピュータに接続してデータの処理ができる。

 適当です。

まとめ

ディジタルが浸透している現段階では、ディジタルの特徴は誰もが分かっているので、今回のような問題は、ディジタルについての項目はすぐに可否の判断ができるでしょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

アナログ計器と比較した場合のデジタル計器の特徴としては、測定値が針ではなく数値で表示されることや、そのことから読み間違いが少なくて済むこと、さらに内部抵抗による電圧降下が最小限に抑えられて高い精度を維持できることが挙げられます。

選択肢1. 電圧の測定では内部抵抗が低い。

電圧計の内部抵抗は1MΩ程度と高くなっており、そのことから測定値に大きな影響を与えることがなく、誤差も最小限に抑えられます。誤りです。

選択肢2. 読み取りの個人差がない。

デジタル計器の場合、アナログ計器のように針の位置や触れを目で追う必要がなく、読み取りの個人差が生じません。正しいです。

選択肢3. 計器の内部ではA−D変換が行われている。

デジタル計器では、アナログの量(電圧、電流、抵抗等)をA-D変換(アナログ量をデジタル量に変換すること)する部分があります。量をデジタル化することで、表示値の読み間違いを防止できます。正しいです。

選択肢4. コンピュータに接続してデータの処理ができる。

デジタル量であるため、コンピュータや他の電気機器と接続して、得られたデータをそれらで処理することが可能です。正しいです。

0

アナログ計器とデジタル計器の特徴に関する問題です。

選択肢1. 電圧の測定では内部抵抗が低い。

誤りです。

入力変換部の内部抵抗が高いです。

選択肢2. 読み取りの個人差がない。

正しいです。

測定値が目盛ではなく数値で表示されるため、読み取りの個人差が少ないです。

選択肢3. 計器の内部ではA−D変換が行われている。

正しいです。

A-D変換器により、アナログの測定値をデジタル値に変換して、数値を表示します。

選択肢4. コンピュータに接続してデータの処理ができる。

正しいです。

測定値をデジタル値で取り出せるので、コンピュータに接続してデータ処理が可能です。

まとめ

瞬時に数値を読み取る場合や、数値の変化を読み取る場合などは、アナログ計器の方が有利です。

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