2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)後期
2 問21

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)後期 2 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

単相200V回路に使用する定格電流20Aの接地極付コンセントの極配置として、「日本産業規格(JIS)」上、適当なものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)

01

コンセントの形状は、定格電圧と定格電流で決まります。

図で説明できませんが、定格 125 V は、縦棒()が2本並ぶ形状です。

定格 250 V では、横棒(━)が2本並ぶ形状です。

電流は15A、20A、15Aと20A両方によって棒の形状を変えます

125 V,15 A と 250 V,15 Aでは 何も形状を変えません。

125 V,20 A では、1本だけ横向きにします。同様に、250 V,20 A も1本だけ横向きにします。

なお、接地極が付くと、円の下側に釣鐘式の形状を加えます。

選択肢1. 解答選択肢の画像

× 誤りです。

接地極付き100 V,20 Aのの回路で使うコンセント形状です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

 正解です。

接地極付き200V、20Aのの回路で使うコンセント形状です。

選択肢3. 解答選択肢の画像

× 誤りです。

接地極付き100 V,15 Aの回路で使うコンセント形状です。

選択肢4. 解答選択肢の画像

× 誤りです。

接地極付き200 V,15 Aの回路で使うコンセント形状です。

まとめ

コンセント形状は理屈はありませんので、図を覚えるだけです。

覚えるのは、定格(使用)電圧と電流、接地極の有無、8形式です。

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02

コンセントの極配置に関する問題です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

誤りです。

極数2極(接地極付き)、定格電流20A、定格電圧125Vのコンセントです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

正しいです。

極数2極(接地極付き)、定格電流20A、定格電圧250Vのコンセントです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。

極数2極(接地極付き)、定格電流15A、定格電圧125Vのコンセントです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤りです。

極数2極(接地極付き)、定格電流15A、定格電圧250Vのコンセントです。

まとめ

JIS C 8303「配線用差込接続器」表1に接続器の種類,極数,極配置及び定格について、規定されています。

参考になった数10

03

コンセントの差し込み穴の数は、その電気回路の本数(+アース1箇所)分があると考えた方が良いでしょう。

また使用電圧だけでなく、定格電流によってもコンセントの形状は変わってきますので、しっかりと抑えておく必要があります。

選択肢1. 解答選択肢の画像

これは単相100V(20A)用のコンセントです。

誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

これが単相200V(20A)用のコンセントです。

正しいです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

これは単相100V(15A)用のコンセントです。

誤りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

単相200V(30A)用のコンセントです。

誤りです。

参考になった数12