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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年)後期 2 問24

問題

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次の図に示す高圧受電設備の受電設備容量として、「高圧受電設備規程」上、適当なものはどれか。
問題文の画像
   1 .
450kV・A
   2 .
600kV・A
   3 .
800kV・A
   4 .
950kV・A
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)後期 2 問24 )
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この過去問の解説 (3件)

8

高圧受電設備の受電設備容量は、その変圧器の容量の合計で決まります。

本問の場合、300kV・Aの変圧器が1台、100KV・Aの変圧器が3台あるため、ここで必要な容量は600kV・Aになります。

選択肢1. 450kV・A

誤りです。

選択肢2. 600kV・A

正しいです。

選択肢3. 800kV・A

誤りです。

選択肢4. 950kV・A

誤りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

受電設備容量は、受電電圧で使用する変圧器・電動機・高圧の引き出し部分などの合計容量で、[kV・A]で表します

高圧進相コンデンサの容量は、受電設備容量には含めません

問題では、単相のトランス 100 [kV・A]が3台三相のトランス 300 [kV・A]が1台、200 [kV・A]の三相発電機(予備)があります。(進相コンデンサは除きます)

200 [kV・A]の三相発電機は、高圧受電設備とは別に、非常時にMCDTに切り替えて負荷への配電を行いますので、受電設備容量には加わりません。

したがって、受電設備容量は、100 [kV・A]のトランス3台と300 [kV・A]のトランス1台となります。

したがって、100 × 3 + 300 × 1 = 600 [kV・A] が、受電設備容量です。

選択肢1. 450kV・A

× 不適切です。

選択肢2. 600kV・A

 適切です。

選択肢3. 800kV・A

× 不適切です。

選択肢4. 950kV・A

× 不適切です。

まとめ

受電設備容量は、電力会社と契約電力を決める際の基本データとなります。変圧器を100%使うことはないため、定格容量の何割かで契約することになります。

0

高圧受電設備の受電設備容量の考え方に関する問題です。

高圧受電設備規程 0030-1に(用語)に、「受電設備容量とは、受電電圧で使用する変圧器、電動機などの機器容量(kVA)の合計をいう。ただし、高圧電動機は、定格出力(kW)をもって機器容量(kVA)とみなし、高圧進相コンデンサは、受電容量には含めない。」と規定されています。

したがって問題の受電設備容量は、

3φTr300kVA+1φTr100kVA×3台=600kVA

となります。

選択肢1. 450kV・A

誤りです。

選択肢2. 600kV・A

正しいです。

選択肢3. 800kV・A

誤りです。

選択肢4. 950kV・A

誤りです。

まとめ

問題の図にある進相コンデンサ(50kVar×3台)、自家発電設備(3φ200kVA)は、受電設備容量には含まれません。

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