2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)後期
2 問29

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)後期 2 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

構内情報通信網(LAN)に関する次の記述に該当する機器として、最も適当なものはどれか。
「UTPケーブルと光ファイバケーブル間での信号の変換を主たる機能とする装置」
  • ルータ
  • リピータハブ
  • スイッチングハブ
  • メディアコンバータ

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この過去問の解説 (3件)

01

UTPケーブルと光ファイバケーブル間での信号の変換を主たる機能とする装置としては、メディアコンバータが挙げられます。

選択肢1. ルータ

ルータは、パソコンなどの多くのデジタル機器を1つの回線でインターネットに接続するためのものです。誤りです。

選択肢2. リピータハブ

リピータハブは、接続された全ての端末からの信号を中継し、また全ての端末に信号を送ることができるものです。誤りです。

選択肢3. スイッチングハブ

スイッチングハブは、ある端末からある端末へと信号の送り先を決めて、送信することが可能なものです。誤りです。

選択肢4. メディアコンバータ

メディアコンバータを用いることで、一方からの信号を変換し、それをもう一方へ送信することが可能となります。正しいです。

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02

構内情報通信網(LAN)に関する問題です。

選択肢1. ルータ

誤りです。

ルータは、ネットワーク上のデータを他のネットワークに中継する機器です。

選択肢2. リピータハブ

誤りです。

リピータハブは、複数のポートを持つマルチポートリピータのことです。

選択肢3. スイッチングハブ

誤りです。

スイッチングハブは、宛先(MACアドレス)を判別してピンポイントで通信を送れるものです。

選択肢4. メディアコンバータ

正しいです。

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03

本問題は、LANを構成する機器の役割についての出題です。

ルータは、ネットワーク上のデータを他のネットワークに中継する機器です。

リピータハブは、LAN上の信号の再生と中継を行うリピータが、複数のポートを持ってリピータ機能を果たすマルチポートです。

スイッチングハブは、接続しているコンピュータのMACアドレスを記憶して、パケットが来たときに宛先に応じたポートを選択して、パケットを送るハブです。

メディアコンバータは、UTPケーブルと光ファイバーケーブルの間で、メタル信号を光信号に変換する装置です。

選択肢1. ルータ

× 不適当です。

選択肢2. リピータハブ

× 不適当です。

選択肢3. スイッチングハブ

× 不適当です。

選択肢4. メディアコンバータ

 最も適当です。

まとめ

<参考>

LANの構成は、広域網(WAN)の外線系から、ルータを通して幹線系の計算機で処理され、支線系である光ファイバーやUTPを通して、スイッチ間でデータをやり取りし、事務所内の機器に送り・送られる構成でできています。

この概略図に、LAN関係機器を当てはめていけば、ほぼ何が何の役割を果たしているかが、分かるでしょう。

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