2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)後期
4 問41

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)後期 4 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

図に示すネットワーク工程の各作業に関する記述として、不適当なものはどれか。
問題文の画像
  • 作業Bが終了していなくても、作業Aが終了すると、作業Fが開始できる。
  • 作業Cと作業Eが終了すると、作業Hが開始できる。
  • 作業Gが終了すると、作業Jが開始できる。
  • 作業Gが終了していなくても、作業Hが終了すると、作業Kが開始できる。
  • 作業Iと作業Jと作業Kが終了すると、作業Lが開始できる。

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この過去問の解説 (3件)

01

ネットワーク工程表は、全体工事のを見たときに、作業項目ごとの関係がどうあるかを表している工程表です。計画の変更・工事条件の変化が起きたときにすぐに対応でき、問題が起きたときに分析が簡単に行え、最終工期を守る手段が取りやすい工程表です。

選択肢1. 作業Bが終了していなくても、作業Aが終了すると、作業Fが開始できる。

〇 適切です。

➀から始まって、工事はA,B,Cと同時に開始されます。Aが終了すると、②の時点から、Fの作業とDの作業が同時に開始されます。

選択肢2. 作業Cと作業Eが終了すると、作業Hが開始できる。

〇 適切です。

CとEの作業が終えていないと④の時点からの作業は開始できません。CとEが終了した時点で、④からの作業が開始でき、Hの作業が開始できます。

選択肢3. 作業Gが終了すると、作業Jが開始できる。

〇 適切です。

作業Gが終了した時点で⑥からの作業は開始できます。したがって、作業Jが開始できます。

選択肢4. 作業Gが終了していなくても、作業Hが終了すると、作業Kが開始できる。

× 不適切です。

⑦からの作業が開始できるためには、作業Hと作業Gが終わっている必要がります。⑥から⑦のダミーの矢印は、作業自体はありませんが、⑦が開始できるための条件になります。したがって、作業Kを開始するためには、作業GとHが終わってからになります。

選択肢5. 作業Iと作業Jと作業Kが終了すると、作業Lが開始できる。

〇 適切です。

⑧時点から作業Lを開始するには、⑧に至る作業I、J、Kが終了している必要があります。

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02

ネットワーク工程表の各結合点(イベント)の前を確認すると、次の作業に移行するために終了していなければならない作業がそれぞれ明確になっています。

選択肢1. 作業Bが終了していなくても、作業Aが終了すると、作業Fが開始できる。

結合点2において、作業Aが終了していれば、作業Fが開始できます。

選択肢2. 作業Cと作業Eが終了すると、作業Hが開始できる。

結合点4において、作業Cと作業Eが終了していれば、作業Hが開始できます。

選択肢3. 作業Gが終了すると、作業Jが開始できる。

結合点6において、作業Gが終了していれば、作業Jが開始できます。

選択肢4. 作業Gが終了していなくても、作業Hが終了すると、作業Kが開始できる。

結合点7において、作業Gと作業Hが終了していれば、作業Kが開始できます。

選択肢5. 作業Iと作業Jと作業Kが終了すると、作業Lが開始できる。

結合点8において、作業Iと作業Jと作業Kが終了していれば、作業Lが開始できます。

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03

ネットワーク工程表に関する問題です。

選択肢1. 作業Bが終了していなくても、作業Aが終了すると、作業Fが開始できる。

正しいです。

作業Fは、作業Aが完了後着手できます。

選択肢2. 作業Cと作業Eが終了すると、作業Hが開始できる。

正しいです。

作業Hは、作業Cと作業Eが完了後着手できます。

選択肢3. 作業Gが終了すると、作業Jが開始できる。

正しいです。

作業Jは、作業Gが完了後着手できます。

選択肢4. 作業Gが終了していなくても、作業Hが終了すると、作業Kが開始できる。

誤りです。

作業Kは、作業Gと作業Hが完了後着手できます。

選択肢5. 作業Iと作業Jと作業Kが終了すると、作業Lが開始できる。

正しいです。

作業Lは、作業I・作業J・作業Kが完了後着手できます

まとめ

全ての矢印が入ってから、次の作業に着手することができます。

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