2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)後期
5 問45
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)後期 5 問45 (訂正依頼・報告はこちら)
高圧電路の絶縁性能の試験(絶縁耐力試験)に関する次の記述のうち、( )に当てはまる語句として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、適当なものはどれか。
「最大使用電圧の( )の交流試験電圧を、電路と大地との間に連続して10分間加えたとき、これに耐える性能を有すること。」
「最大使用電圧の( )の交流試験電圧を、電路と大地との間に連続して10分間加えたとき、これに耐える性能を有すること。」
- 1.1倍
- 1.25倍
- 1.5倍
- 2.0倍
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
絶縁耐力試験は、高圧・特別高圧の電路や機器に、規定の電圧を規定の時間加え続けて以上の有無を確認する試験です。
絶縁耐力試験のうち、高圧電路及び特別高圧電路については、「電技解釈」第15条の表15-1で規定されています。
高圧電路は、600 V を超え 7,000 V 以下の電路です。絶縁耐力試験は、次のように行われます。
「最大使用電圧が7,000V以下の交流の電路に、最大使用電圧の 1.5倍 の交流電圧を、電路と大地との間に連続して10分間加えたとき、これに耐える性能を有すること。」
× 誤りです。
× 誤りです。
特別高圧の場合は、1.25倍です。
〇 正解です。
× 誤りです。
絶縁耐力試験は、電路、回転機(発電機・電動機・調相機)、変圧器(巻線)、器具(開閉器・遮断器・電力用コンデンサ・誘導電圧調整器・計器用変成器)の4種類に分けて、高圧と特別高圧ごとに規定されています。
絶縁耐力試験は、高圧と特別高圧に分けて、試験電圧が異なります。
基本的には、高圧は1.5倍で10分間、特別高圧は1.25倍で10分間の試験です。
参考になった数15
この解説の修正を提案する
02
最大使用電圧の1.5倍の電圧を電路と大地との間に連続して10分間加えて絶縁耐力試験を行い、高圧電路の絶縁性能を確認します。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
高圧電路の絶縁耐力試験の試験電圧に関する問題です。
電技解釈第15条(高圧又は特別高圧の電路の絶縁性能)第1項に、「高圧又は特別高圧の電路は、次の各号のいずれかに適合する絶縁性能を有すること。
一 15-1表に規定する試験電圧を電路と大地との間
(多心ケーブルにあっては、心線相互間及び心線と大地との
間)に連続して10分間加えたとき、これに耐える性能を有すること。
と規定されています。
表15-1に、最大使用電圧が7,000V以下の交流電路での試験電圧として、最大使用電圧の1.5倍の交流電圧と規定されています。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
電力ケーブルの場はは、C分が大きく試験器容量が不足する場合があるので、交流の2倍の直流電圧で試験をしても良いことが認められています。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問44)へ
令和3年度(2021年)後期問題一覧
次の問題(問46)へ