2級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年)後期 5 問50
この過去問の解説 (3件)
自己消火性のあるPF管と、そうでないCD管とで、どのような場所で使用するかを使い分ける必要があります。
点検できない隠蔽場所での施工については、自己消火性のあるPF管を使用することができます。
コンクリート埋設配管をする場合に、一か所に集中して配管を敷設すると、コンクリート内の配管集中部に空洞ができてしまう為、コンクリートの強度が減少してしまうので、注意が必要です。
自己消火性のないCD管は、乾燥した場所に露出して敷設できません。
配管同士の接続には、カップリングという付属品を用います。配管とボックスをつなぐ箇所には、ボックスコネクタを使用します。
合成樹脂管配線(PF管、CD管)による工事
➀ PF管はどの場所でも施工ができます。
② CD管は、コンクリートに埋設して使用する電線管です。
また、専用の不燃性の管かダクトに収めて施工することも可能です。
③ 合成樹脂管同士を接続する材料が、カップリングです。
④ コンクリート内に集中配管すると建物の強度が減少する恐れがあり、強度を減少させないために、集中配管は避けます。(内線規程)
〇 適切です。
〇 適切です。
× 不適切です。
CD管は、単独では、乾燥した場所であっても、施工することはできません。
〇 適切です。
合成樹脂管工事は、低圧屋内配線で用いられますが、「電技解釈」と「内線規程」で20項目ほどの施工内容と注意が規定されています。
今回の出題は、そのうちの4項目です。
合成樹脂管配線(PF管、CD管)に関する問題です。
正しいです。
CD管を除く合成樹脂管は、どの場所でも使用できます。
正しいです。
誤りです。
CD管は、直接コンクリートに埋込んで使用する以外は、専用の不燃性または自消性のある難燃性の管またはダクトに収めて施設する必要があります。
正しいです。
硬質ビニル管相互の接続以外は、ボックスまたはカップリングを使用して、直接接続しないようにします。
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