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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)後期 1 問1

問題

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熱電効果に関する次の記述に該当する用語として、適当なものはどれか。
「異なる2種類の金属導体を接続して閉回路を作り電流を流すと、一方の接合点では発熱し、他方の接合点では吸熱する現象」
   1 .
ホール効果
   2 .
ペルチェ効果
   3 .
フェランチ効果
   4 .
ピエゾ効果
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 1 問1 )
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この過去問の解説 (3件)

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異なる二つの金属により作られた閉回路に電流を流すことで、一方で発熱、もう一方で吸熱する現象を、ペルチェ効果と言います。主に冷蔵庫やパソコンのCPUの冷却装置等に応用されています。

選択肢1. ホール効果

ホール効果は、流れる電流に対して垂直方向に磁界を加えることで、電位差が生じる現象です。

誤りです。

選択肢2. ペルチェ効果

正しいです。

選択肢3. フェランチ効果

フェランチ効果は送配電線路において、送電側の電圧よりも受電側の電圧のほうが大きくなる現象です。無負荷及び軽負荷時に発生します。誤りです。

選択肢4. ピエゾ効果

ピエゾ効果は圧電効果ともいい、物体に圧力を加えることでそれに比例した電荷及び電圧が生じる現象です。誤りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
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➀ ホール効果

金属や半導体に電流を流しておいて、電流に磁界を垂直向きに加えると、磁界と電流のどちらにも電界が垂直方向に生じる現象です。

② ペルチェ効果

2種類の異なる金属を接合し、電流を流すと、一方の接合点に熱の吸収、もう一方の接合点に熱の発生が生じます。電流の向きによって、熱の吸収と発生が変わります。この現象が、ペルチェ効果です。

③ フェランチ効果

送配電線路では、通常は送電線端の電圧は受電端電圧よりも高く、電圧降下が起こりますが、軽負荷時や無負荷時に、受電端電圧の方が送電端電圧よりも高くなる現象が起こり、これをフェランチ効果と言います。

④ ピエゾ効果

ピエゾ効果は、圧電効果とも言い、物体に圧力(力)を加えると、電流が発生する現象です。この現象は、物体の結晶にある原子の配列の歪みによって起こる現象です。

選択肢1. ホール効果

× 誤りです。

選択肢2. ペルチェ効果

〇 正解です。

選択肢3. フェランチ効果

× 誤りです。

選択肢4. ピエゾ効果

× 誤りです。

まとめ

<参考>

電気・磁気・熱などの間には、いろいろな現象が起こり、今回の問題のような効果や現象は数多くあります。それらを全部覚えることは専門家でもない限りできません。出題される現象・効果は限られていますので、過去問から、効果・現象名を書き出しておけば、今回のような出題には対応できるでしょう。

1

いろいろな電気的効果の雑多な問題です。

選択肢1. ホール効果

✕ 誤りです。

ホール効果とは、電流の流れている物に対して垂直に磁場をかけると、

ローレンツ力により、電流と磁場の両方に直交する起電力が現れる現象です。

選択肢2. ペルチェ効果

〇 正しいです。

選択肢3. フェランチ効果

✕ 誤りです。

フェランチ効果とは、送電線において、送電電圧より受電電圧が高くなる現象です。

選択肢4. ピエゾ効果

✕ 誤りです。

ピエゾ効果とは、物質に圧力を加えると、電荷が生じる現象です。

まとめ

この他にもいろいろな現象・効果がありますが、代表的なものだけでも、

押さえておく必要があります。

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