2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
2 問4
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 2 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
架空電線路の架空地線に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 電線への直撃雷を防止する効果がある。
- 鉄塔の塔脚接地抵抗を小さくする効果がある。
- 誘導雷により電線に発生する異常電圧を低減する効果がある。
- 送電線の地絡故障による通信線への電磁誘導障害を軽減する効果がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
架空地線は、送電線の上方に電線と平行に張って、鉄塔などの支持物ごとに接地した電線で、直撃雷の防止が主目的です。
正
架空地線は電線への直撃雷を防止が目的です。
誤
架空地線を鉄塔に接続しただけでは、鉄塔の接地抵抗は小さくなりません。
架空地線の接地抵抗は10~20Ωにしますが、鉄塔には埋設地線や接地棒設置して抵抗を小さくして、電撃が架空地線から鉄塔、大地へと流入して雷から保護します。
正
誘導雷が電線にに進入するときには、架空地線の接地点で誘導雷とは逆向きの反射波が起こり、電線に進入した異常電圧を低減します。
正
架空地線が低い抵抗値で接地されているため、1線の地絡時には故障電流のシールド線として効果が出て、通信線への誘導障害を軽減します。
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02
電線と平行に張られている接地されている電線で、直撃雷の防止、誘導雷の低減、一線地絡時の通信線路への誘導障害を防止します。
正となります。記述の通りです。
誤りとなります。そのような効果はありません。
正となります。記述の通りです。
正となります。記述の通りです。
良く出題される問題なので解けるようにポイントを暗記しましょう。
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