2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
2 問14

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 2 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

地中電線路と比較した架空電線路に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

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この過去問の解説 (2件)

01

地中電線路と架空電線路の特徴を比較しており、イメージが付きやすいので暗記しましょう。

選択肢1. 建設費が安い。

正となります。地中電線路は掘削や埋設により建設費が高く、架空電線路は地上のため建設費を安く抑えられます。

選択肢2. 雷、風雨、氷雪など自然現象の影響を受けやすい。

正となります。地中電線路は地中のため影響を受けにくく、架空電線路は地上のため影響を受けやすいです。

選択肢3. 都市の景観との調和が困難である。

正となります。地中電線路は地中のため景観に影響を与えにくいです。架空電線路は地上のため景観との調和は難しいです。

選択肢4. 事故・故障時の復旧に時間がかかる。

誤りとなります。地中電線路は建設や工期が長いことに加えて、事故点の発見に時間を要します。また地中のため道路やその他の設備との干渉もあり、復旧に時間を要します。架空電線路は地上のため事故点を発見しやすく、地中に比べて復旧は早くなります。

まとめ

地中電線路はその反対になるので、どちらかの特性を覚えてその反対を考えるとよいかもしれません。

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02

架空送電線にはいろいろなデメリットがあるため、地中送電線路が作られ、その構造は、ケーブルとケーブルを収容する地下施設です。

この問題では架空電線路に関するメリット・デメリットを選ぶ問題ですが、地中送電線路のメリット・デメリットを探っていき、その逆が架空電線路のメリット・デメリットになります。

選択肢1. 建設費が安い。

地中送電線路建設は、架空電線路建設に比べ、高額になります。

選択肢2. 雷、風雨、氷雪など自然現象の影響を受けやすい。

地中送電線路では、付近の家屋の火事、暴風雨、落雷、着雪による影響がありません。

選択肢3. 都市の景観との調和が困難である。

地中送電線路は地下にあるため、都市の景観との調和とは関係がありません。

選択肢4. 事故・故障時の復旧に時間がかかる。

地中送電線路の事故復旧が複雑となって、長い時間を要します。

よって、架空電線路の事故復旧は、短時間で解消できます。

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