2級電気工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問27 (2 問15)
問題文
自動火災報知設備に関する次の記述に該当する感知器として、「消防法」上、適当なものはどれか。
「一局所の周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災信号を発信するもので、外観が電線状以外のもの」
「一局所の周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災信号を発信するもので、外観が電線状以外のもの」
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 問27(2 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
自動火災報知設備に関する次の記述に該当する感知器として、「消防法」上、適当なものはどれか。
「一局所の周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災信号を発信するもので、外観が電線状以外のもの」
「一局所の周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災信号を発信するもので、外観が電線状以外のもの」
- 赤外線式スポット型感知器
- 光電式スポット型感知器
- 差動式スポット型感知器
- 定温式スポット型感知器
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この過去問の解説 (3件)
01
火災報知設備の感知器には、熱感知器・煙感知器・熱煙複合式・炎感知器・多信号検知器と、感知条件によって感知器が変わります。
誤
炎から放射される赤外線の変化を見て、一定値を超えた場合、火災信号を発します。
赤外線受光素子の変化で作動します。
誤
周囲の空気に一定濃度以上の煙を含んだときに、火災信号を発します。
光電素子が煙によって受光量が変化し、火災信号を発します。
誤
周囲の温度の上昇率が一定値を超えたときに、火災信号を発します。
熱効果によって作動します。
正
周囲温度が一定温度を超えると、火災信号を発します。
感知条件は、外観が電線状のもの以外であるときです。
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02
感知器の種類について、過去の問題からも『一局所の周囲の温度が一定の温度以上』の記述から何の感知器か判断する必要があります。
誤りとなります。赤外線スポットのポイントは『炎から放射される赤外線の変化が一定の量以上』
誤りとなります。光電式スポットのポイントは『周囲の空気が一定濃度以上の煙を含むに至ったとき』
誤りとなります。差動式スポットのポイントは『周囲の温度上昇率が一定の率以上』
正となります。ポイントは『一局所の周囲の温度が一定の温度以上』
感知器の種類ごとにすべての記述を暗記するのは大変なのでポイントを絞って暗記しましょう。
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03
感知器には 熱感知器、煙感知器、炎感知器 の種類があります。
説明文の「一局所」「温度」などのキーワードで 選択肢を絞っていきます。
誤りです。
炎感知器です。炎が発する赤外線の変化量を感知します。
誤りです。
煙感知器です。光の拡散によって煙の発生を感知します。
誤りです。
熱感知器です。空気の熱膨張により 周囲温度の変化(差)を感知します。
正しいです。
熱感知器です。周囲温度を感知します。
何を検出する感知器を説明しているかで 選択肢を絞りましょう。「温度」のキーワードで熱感知器に絞られ、さらに「一定の温度」で定温式スポット型感知器だと分かります。
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