2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
2 問19

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 2 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

道路交通信号の信号制御の3要素として用いられるパラメータとして、最も不適当なものはどれか。

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この過去問の解説 (1件)

01

交通信号には、交通信号機、車両感知器、マイクロ波無線通信、そして信号制御で構成され、お互いに調整を取って、事故や渋滞などの障害が出ないように動作しています。

信号制御の要素は4つのパラメータがあり、直接交通制御に影響する3要素が、今回の問題です。

選択肢1. サイクル長

信号灯の表示が一巡するのに要する時間です。

サイクル長が短いと渋滞の減となり、長いと無駄時間が増えます。

選択肢2. オフセット

各交差点における青時間開始の時差が、オフセットです。

交通量によっては、道路の片方向の青信号切り替え時間が適当であると、片方の交通の流れはスムースですが、別片方の車両にとっては流れがスムースに行かない場合が起こります。

各方向の交通量を比較して、調整するのがオフセットで、4種類のオフセット調整方式があります。

選択肢3. スプリット

各方向の交通量に対して、通行できる権限の時間配分をスプリットと言います。

4交差点では上下、左右の交通制御を必要とします。

選択肢4. クリアランス時間

現示は、交差点での通行権が与えらえている交通の流れのことです。

クリアランス時間は、現示の切り替え時に、前の現示の時の交通が停止線を越え次の現示の交通の邪魔にならない位置に達するまでの所要時間です。

全体の赤信号の表示時間を決定する要素です。

ただし、クリアランス時間は、交通信号制御の要素とはなりません。

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