2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
3 問1

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この過去問の解説 (1件)

01

排水設備は、洗面所・流し・トイレ・風呂場などからの排水を建物内から速やかに排水する設備です。

通気設備は、これらの排水から出る空気を通気管を通して外部に排出する設備です。

選択肢1. 屋内の排水方式には、合流式と分流式がある。

排水方式には排水を一か所に集めて排水する合流式と、家庭排水系と雨水系を分けて排水する分流式があります。

選択肢2. 排水管は、電気室の天井部を通さない。

電気室の天井部に配水管があると、配水管からの水漏れによって、電気機械に水が浸入し、事故に発展する可能性があります。

選択肢3. 排水管の通気管は、管内の圧力変動を緩和させるために設ける。

通気管は配水管内の圧力変動を緩和します。

また、排水トラップの封水切れを防止し、管内が静圧であれば管内部の空気を外に排出し、負圧であれば管内部に空気を導入します。

選択肢4. 通気管は、雨水排水管の立て管と兼用して設ける。

通気管の立管と、雨水排水管の立管は分けて設置します。

分けて設置することは、建築基準法の告示でも、分けるように指示されています。

そもそも通気管と、雨水排水管とは役割が異なるため、一緒にすることはできません。

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