2級電気工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問39 (4 問2)
問題文
建設工事における施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 問39(4 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
建設工事における施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 労務工程表は、必要な労務量を予測し工事を円滑に進めるために作成した。
- 安全衛生管理体制表は、災害防止活動を展開していくために作成した。
- 総合施工計画書は、現場担当者だけで検討することなく、会社内の組織を活用して作成した。
- 搬入計画書は、関連業者と打合せを行い、工期に支障のないように作成した。
- 総合工程表は、週間工程表を基に施工すべき作業内容を具体的に示して作成した。
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この過去問の解説 (3件)
01
施工計画は、設計で示した品質で、工期内に工事を安全を確保しながら経済的に当初予算で工事を終えるために、作成する施工の計画です。
施行計画でやるべきことは、品質・工程・安全・経済性の計画を立てることです。
正
工事にどれだけの人員を要し、工程と経済性を守れる体制になるかを計画します。
正
安全を守るために、安全衛生計画を立てて、安全衛生管理者を決めて、災害防止活動を計画します。
正
総合施工計画書には、現場施工組織・緊急連絡系統・総合工程表・仮設計画・資材計画・安全衛生管理・官公庁申請届出一覧表・協力会社一覧表・工種別施工計画書の作成予定などをまとめて計画書とします。
計画書作成に当たっては、現場関係者だけでなく社内の管理者や設計者など、工事に至るまでに関係した人の意見を取りまとめます。
正
工事完成に必要な主要機材の作成・納品・運搬・設置に関して、関係業者と詳細を話し合います。
この主要機材の工程が全体工程を決定するため、詳細工期を詰めておきます。
誤
総合計画書の中に総合工程表が組まれます。
計画段階の総合計画書の中の総合工程表をもとに、個別施工計画書を各施工会社ごとに作成します。
週間工程表を基に施工すべき作業内容を具体的に示す工程表は、個別工事計画書の作成段階で行います。
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02
施工計画書は工事を安全に円滑に進めるために元請・下請、現場代理人・職長に確認して作成する工事の実際の計画書になります。
正となります。記述の通りです。
正となります。記述の通りです。
正となります。組織図を入れて体制を書き記す必要があります。
正となります。関連業者と搬入方法などを検討し作成します。
誤りとなります。総合工程表は大局的な全体工程を大まかに示すもので、具体的な週間工程をいれるとわかりにくくなります。
施工計画書は施工管理技士にとって一番なじみ深いものなので必ず得点をとりましょう。
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03
施工計画の目的は 工程管理、品質管理その他の技術上の管理を確実にすることです。
出題は施工計画で作成する書類の 目的や特徴に関する問題です。
正しいです。
労務管理を目的とした 工程ごとの必要工数を把握するための計画書です。作業の進捗と労働者の安全衛生のために必要な書類です。
正しいです。
統括安全衛生管理者や安全管理者など 労働安全体制を明確にするために作成する書類です。一定規模以上の建設工事では 作成が義務付けられている書類です(労働安全衛生法)
正しいです。
総合施工計画書は 工事全体のスケジュール、資材計画、リソース計画、仮設計画、品質管理計画、安全管理計画、コスト管理計画等を定めた計画書です。施工計画全般にい言える事ですが、計画書は主任技術者及び監理技術者が主となり 社内外の関係者と協力して作成します。
正しいです。
工事材料や機材の搬入手順や搬入場所、安全対策などを定めた計画書です。搬入業者や他の工事業者、発注者など関係者と打ち合わせて計画します。
誤りです。
総合工程表は工事全体の計画と進捗を確認するために作成するもので、具体的な作業内容を示す目的はありません。総合工程表から 工程ごとの工程表(より具体的な工程表)が作成されるのが一般的です。
工事で作成する書類のうち、具体的な名称が法令で決まっているものは少ないです。普段使わない用語が出た場合は、説明文から書類の目的を考察して答えを絞りましょう。
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